GoProでなめらかなモーションブラーのある映像を撮影したくNDフィルターを購入しました。
撮影してみたところ、モーションブラーの感じはありますが手ぶれ補正が効いてないと言う映像になってます。
HyperSmoothをブーストにしてるのにNDフィルターを使うと手ぶれ補正が効かないということがあるようで、調べてみるとこの事例はよく上がってるようです。
本記事では、GoProのHyperSmooth(手ぶれ補正)とNDフィルターについて検証や調べたことを記載していきます。
GoProにNDフィルターをつけて撮影
GoProの設定や使用アクセサリーは以下の通りになります。
- 4K24
- リニア+水平維持
- HyperSmoothブースト
- ビットレート:高い
- シャッタースピード:1/48
- ホワイトバランス:自動
- ISO:100 – 400
- シャープネス:中
自転車のハンドルにポールマウントで取り付けてます。
NDフィルターはTelesinのNDフィルターを使用してます。
撮影した映像
NDフィルター8をGoPro HERO10に取り付けて、自転車にマウントして撮影した映像になります。
映像を見てわかりますが、HyperSmooth(手ぶれ補正)が効いておらず映像がぶれてます。
NDフィルターとHyperSmoothの関係を調べてみた
NDフィルターを取り付けるとHyperSmooth(手ぶれ補正)が効かなくなるのかを調べてみたところ以下の記事がありました。
記事の中ではそもそものHyperSmoothの仕組みからシャッタースピードの関係の記載があります。
また、GoProのコミュニティーでもNDフィルターと手ぶれ補正の関係の質問がされてます。
記事やコメントを見るとシャッタースピードを遅くすることでHyperSmoothは効かなくなるというふうにいわれてます。
モーションブラーを出すために180度シャッターの法則でシャッタースピードをフレームレートの2倍にした数字に設定するかと思いますが、それでは手ぶれ補正が効かないようです。
モーションブラーを求めた結果、手ぶれ補正がなくなるという感じ。
GoProにNDフィルターをつけてシャッタースピードを変えてみた
4K24でシャッタースピードを1/48から1/96、1/192、1/384、自動とそれぞれで撮影してみました。
モーションブラーを感じるよりも手振れの方に目がいきます。
また、シャッタースピードを上げると手ぶれ補正が強くなってますがモーションブラーは多少に感じます。
この辺りの調整は難しいところです。
GoProにNDフィルターをつけて手ブレのない映像を撮影するには
GoProにNDフィルターをつけてモーションブラーのある手ブレのない映像を撮影ですが、手振れの部分をジンバルで補う方法が一番かと思います。
また、自転車にマウントや歩き撮影をするような撮影ではなく、車載やバイクなど比較的ブレるような動きの少ないときにNDフィルターを使うのが理想的に感じます。
GoProにNDフィルターや手ブレ補正について学んだ・まとめ
今回、GoProにNDフィルターやシャッタースピードと手ぶれ補正の関係を調べてみたり、検証してみましたが勉強になりました。
GoProにはもうジンバルは必要ないと思ってましたが、NDフィルターをつけてシャッタースピードを固定して撮影する場合にはまだジンバルを使う方がいいようです。
GoProでシネマティックななめらかな映像を撮影するにはまだまだ勉強が必要と感じました。
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