新しいGoPro HERO11 Blackのビデオモードでは大きな特徴として8:7のアスペクト比があります。
8:7で撮影して後から編集で動画の方向を自由に変えることができて縦向きの動画にしたり横向きの動画へと切り出すことができます。
画質も綺麗なまま書き出しができます。
本記事では、GoPro HERO11で8:7でできる最高設定で動画の撮影や編集時のレビューになります。
GoPro HERO11のアスペクト比8:7で撮影
GoPro HERO11 Blackの新しいアスペクト比8:7で撮影して16:9の4Kで書き出しした動画になります。
GoProの設定は以下の通りです。
- 解像度:5.3K 8:7
- フレームレート
- レンズ:広角
- HyperSmooth:オン
- 10ビット:オン
- ビットレート:高
- シャッター:自動
- EV値:0
- ホワイトバランス:自動
- ISO最小:100
- ISO最大:1600
- シャープネス:中
- カラー:ナチュラル
- Rawオーディオ:オフ
- ウインドウ:自動
GoPro HERO11 Blackでできる最高の設定で撮影した映像になります。
GoPro HERO11のアスペクト比8:7の映像の編集
GoPro HERO11のアスペクト比8:7で撮影した映像をiPadの動画編集アプリのLumaFusionに入れて編集してみました。
編集ですが、最初に動画のプロジェクトのアスペクト比を16:9に設定して編集してます。
8:7の動画は上下がはみ出るような感じで少し調整するととができます。
また、4Kで動画の書き出しをするので5.3Kで撮影した映像は少し拡大をしても画質の綺麗なままに書き出しができます。
編集で後からアスペクト比を変更できるのは映像の編集の自由度が高い感じがあります。
LumaFusionでは後からプロジェクトのアスペクト比の変更が可能です。
設定からアスペクト比を選択するとプロジェクトのアスペクト比を変更できます。
横向きで編集して後から縦向きに変えたいと思ったときには設定から変更が可能です。
GoPro HERO11のアスペクト比8:7の設定
GoPro HERO11のアスペクト比8:7の設定ではできる設定とできない設定があります。
アスペクト比8:7にすると以下の項目が設定できません。
- 5.3Kではフレームレートは30まで(60の選択はできません)
- 4Kではフレームレートは60のみ(24や30の選択はできません)
- 2.7Kや1080pでは8:7のアスペクト比は使えません
- レンズ設定:広角固定
- HyperSmooth:オン・オフの設定のみ(Autoブーストやブーストの項目なし)
アスペクト比8:7では解像度は5.3Kにすると24か30のフレームレートが選択可能になります。
ですが、4Kの解像度ではフレームレートは60のみの利用が可能です。
後レンズの設定はできず広角になり、HyperSmoothはオンオフの切り替えだけになります。
スケジュールキャプチャーやハインドサイト、デュレーションキャプチャーの設定はできてProtuneの設定もできます。
アスペクト比8:7で撮影のメリット・デメリット
GoPro HERO11のアスペクト比8:7で撮影してみて感じたメリットデメリットは以下の通り。
メリット | デメリット |
・編集で自由に縦横の変更 | ・編集必須 ・レンズの変更ができない |
アスペクト比8:7で撮影のメリット
動画を編集で自由にアスペクト比を変えれる良さは便利に感じます。
SNSに最適なアスペクトに変更しやすく画質も綺麗まま書き出しできる良さはあります。
撮影時にもGoProを縦向きに構える必要もなく撮影できるので撮影も快適です。
アスペクト比8:7で撮影のデメリット
投稿するSNSに合わせたアスペクト比に編集が必要になります。
普段から動画の編集をしてる方には大きなデメリットではありませんが、撮影してそのままの映像を投稿したい場合には少し手間に感じるかと思います。
編集をしない方なら普段から16:9に設定しておいてGoProの縦向き横向きを変えて撮影する方が楽かと思います。
また、アスペクト比8:7ではレンズの設定が広角で固定されてます。
水平維持や水平ロックの機能のあるレンズ設定の選択ができません。
GoPro HERO11のアスペクト比8:7で最高設定撮影 まとめ
GoPro HERO11 Blackで初めて搭載されたアスペクト比8:7でできる限り最高設定で撮影してみました。
個人的には撮影した映像は必ず編集するのでこのアスペクト比は便利に感じましたが、レンズ設定で広角固定なのは少し不満なところです。
HERO10からリニア+水平維持で撮影することになれてるので水平維持の機能の利用ができると嬉しいところです。
今後もしばらく使い続けて最適な使い方を見つけていきます。
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