GoProはHERO9以降、撮影時に水平を維持するレンズ設定が搭載されてます。
GoProの水平を気にすることなく撮影ができるので、Vlog撮影をするときにも便利なレンズ設定ですが、撮影の方法によっては水平維持が聞いてないのではないかと感じることがあります。
本記事では、GoProの水平維持の機能についての特徴や水平維持が効いないと感じるとき、そして不具合の可能性が感じられる際にできる対応方法を記載していきます。
GoProできる水平維持の機能

水平維持の機能ではGoProを傾けても撮影される映像は水平の取れた映像になります。
GoProは過去のモデルHERO9から水平維持の機能があるレンズ設定が追加されてます。
- GoPro HERO9:リニア+水平維持
- GoPro HERO10:リニア+水平維持
- GoPro HERO11:リニア+水平維持、リニア+水平ロック
HERO9やHERO10では最大45度まで水平が維持されます。
すべてレンズがリニアの設定で水平維持が使用できます。
アプリを使用すればどのレンズ設定でも水平維持を後から追加できます。
HERO11からは水平ロックが追加
HERO11からは解像度・フレームレートの設定で「水平維持」・「水平ロック」になります。
水平ロックの場合は、360度GoProを回転させても映像は水平維持がされます。
HERO11での設定 | 解像度、フレームレート |
水平ロック | 5.3K30、5.3K24、 4K60、4K30、4K24、 2.7K60、2.7K30、2.7K24 1080p120、1080p60、1080p30、1080p24 |
水平維持 | 5.3K60 4K120 2.7K240 1080p240 |
GoProの水平維持ができてないと感じる場面

最近、GoProを自転車にマウントして4K60に設定しリニア+水平ロックで撮影をしてます。
動画を撮影して編集をしているときに水平維持ができていないのではないかと気づいたことがありました。
以下、動画のキャプチャーですが水平維持がされてないように感じます。

GoProのマウントはハンドルバーにクランプで取り付けて正面を向くように確認して取り付けてますが、映像が左上がりな印象です。
道路が傾いているのかわかりませんが、場所によってはかなり傾きが出ることもありました。
解決のためにGoProの公式サポートの方へ問い合わせをしてみました。
GoProの公式サポートに問い合わせ
GoProの公式サポートの方へ問い合わせをしてみたところ、手動アップデートを勧められました。
手動アップデートはGoProのサイトからアップデートのファイルをダウンロードして、そのファイルをSDカードへ移してからGoProに取り込むアップデートになります。
以下のGoProの公式サイトのページから各モデルのアップデートファイルをダウンロードできます。
ダウンロードをしてから手動アップデートをして撮影を試しみました。
手動アップデートをしてリニア+水平ロックで撮影
アップデートをしてから4K60のリニア+水平ロックに設定して撮影をしてみました。
アップデートをしてみたところ、以前よりも水平維持がされてるような印象があります。


この他の部分でも確認してみたところ水平維持の特徴的なところがありました。
GoProの水平維の特徴かもしれない部分
GoProの水平維持の機能ですが、カーブした道を通った後は水平維持が傾くような傾向があるように感じました。


カーブした道以降でまっすぐ進むときには傾きが強く出るような印象です。
曲がった後は傾きが強く反対側に曲がると傾きがなくなるような感じです。
水平維持ができてないのではなく場面によっては傾きの維持が追いついていないような印象がありました。
GoProの水平維持について まとめ
GoProの水平維持ですが、場所や場面によっては画面が傾くような印象がありました。
何度か撮影を試してみましたが、自転車で道を曲がったタイミングでは傾きがそのままの状態になるということがよくありました。
これは、水平維持の特徴なのかもしれません。
不具合かもしれない場合には手動でアップデートを試してみるのは1つの解決策かと考えられます。
最近、GoProの水平ロックをよく利用して撮影をするので気づいたことになります。
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