GoPro HERO9で夜間撮影を試してみました。
GoProにはナイトフォトやナイトラプスなど夜の撮影に対応したモードがあります。それぞれのモードで撮影を比べました。
本記事では夜間撮影をしてわかったことや設定について記載していきます。
GoPro HERO9で夜間撮影を検証
まず、GoProはセンサーサイズが小さく暗い場所での撮影には向かないカメラです。
最近ではアクティビティーの撮影以外の用途としてVlogカメラとしても使われるようになっており暗所での撮影にも使いたいという声も上がってきているようです。
今回はGoProのモードのある夜間撮影の設定(写真はナイトフォト、タイムラプスはナイトラプス)を試してみました。ここでは夜間にGoProで撮影した写真や映像を紹介。
結論から言うとやっぱりGoProは夜間撮影ではまだまだという印象です。
写真モードのナイトフォトで撮影
GoProの写真モードにあるナイトフォトで撮影した写真になります。設定に関しては全て初期設定のままで撮影。普通の写真モードで撮影するよりも明るく写ってます。
撮影できているもののクオリティーとしてはイマイチな感じです。建物や木々を見るとボヤけた印象でノイズのような感じがあります。
ナイトフォトで撮影する時に注意したいこと
ナイトフォトで撮影するときには手持ちで撮影をすると写真がブレます。
ナイトフォトを使用する際にはスマートフォンと連携をしてスマートフォンから撮影ボタンを押すかリモートのようなアクセサリーの使用が望ましいかと思います。
リモートに関しては、GoProの世代によって対応するリモートがあるので確認が必要です。
タイムラプスモードのナイトラプスで撮影
タイムラプスモードのナイトラプスです。以下のイメージは撮影した映像の一部をキャプチャーしたものになります。(映像は下にあります)
ナイトラプスに関しては、ナイトフォトで撮影した写真を連続で撮影して動画にしたものという感じです。ナイトフォトと同じで画質の感じはすごく良いとは言えない感じです。
やはり夜間に関してはセンサーサイズが原因でしょうか、はっきりとした印象のイメージ・映像という感じではありません。
新しいGoProでは夜間での撮影にも対応されると嬉しいところです。
ビデオモードで撮影
GoProのビデオモードで撮影してみました。
暗所では手ブレ補正があまり効いていない感じで光の揺れを感じるかと思います。またISOの最大の設定を変更することで明るく映りますがノイズ感がすごくなります。
ビデオモードだけナイトビデオというような設定がありません。
最大ISO400に設定
全体的に暗いですがノイズ感は少なく感じます。
最大ISO6400に設定
全体的に明るくはなっていますが、ノイズ感があります。
ビデオで撮影する時に注意したいこと
暗所でのビデオ撮影に関しては、許容できるノイズの範囲でISOの最大を設定して明るく撮影することと手持ちでの撮影は控える方がいいかと感じます。
ISOの設定に関しては最大6400に設定するとノイズが出てる感じです、最大をISO400で設定するとノイズ感は少ないですが映像全体が暗い感じです。ISOの設定を変更しながら納得できる設定を模索する必要があるかと感じます。
また、暗所では手ぶれ補正があまり効いていない感じがあります。撮影時には固定したり置いて撮影することがいいかと感じます。
GoPro HERO9 Blackで夜間撮影してみた印象
それぞれのモードで夜間撮影を試してみましたが、画質的には納得のいくものではありませんでした。
そもそもGoProがアクションカメラで屋外のアクティビティーを撮影する際の環境に合わせて作られているカメラで、暗所を想定して作られていないという感じです。
ですが、最近はGoPro自体がアクションカメラ以外の用途としてVlogカメラとしても使えるという方向性を出しているので多少の暗所で撮影できるようになって欲しいところもあります。
少なくとも室内撮影である程度の画質を保てるようになると非常に嬉しいと感じます。新しいGoProで暗所での撮影がどうなるか気になるところです。
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