GoPro HERO11 Blackから10ビットで撮影ができるようになってます。
HERO11からの10ビットってなにか?10ビットでどれぐらい映像が違うのか?と疑問に思う方もいらっしゃるかと思います。
本記事では、GoPro HERO11からの10ビットの設定について記載するとともに実際撮影した映像を紹介します。
- 10ビットについて
- 10ビットをオンにした映像とオフにした映像の違い
GoPro HERO11の10ビット撮影

GoPro HERO11 BlackからPROTUNEの項目に『10ビット』の項目が追加されてます。
『10ビット』の項目からオンオフの切り替えができます。
10ビットをオンにすると、色の階調が豊かになりグラデーションの部分がより綺麗になります。
HERO11では4K解像度以上で使用ができます。
カラーと10ビットのオン・オフを変えて撮影

GoPro HERO11 BlackのPROTUNEの『10ビット』と『カラー』を変更して撮影を比べてみました。
カラーはビビッド、フラット、ナチュラルで、それぞれで10ビットをオン・オフを変えて撮影してます。
動画編集ソフトでカラーの詳細を確認
GoPro HERO11 Blackでカラーと10ビットのオン・オフを変更して撮影した映像をDaVinci Resolveのカラーページで色を確認してみました。
画像の左は10ビットオンで、画像右は10ビットオフになります。
ビビッド


10ビットのオン・オフですが、プレビューを見た感じではあまり違いがわかりにくいです。
パレード情報


ビビッドでは、10ビットオン・オフで違いは少ないですが、オフでは少し縞模様が見える感じです。
フラット


多少ですが、10ビットがオンの方(左)は色が豊かな感じに見えますが、ぱっと見では色の違いはわかりにくい印象です。
パレードの情報


10ビットオフでは雲の部分のグラデーション部分に縞模様が見えます。
ナチュラル


プレビューでは違いがわかりにくいです。
パレード情報


パレードで見ると10ビットオフでは雲の部分のグラデーション部分に縞模様が見えます。
映像で見る
10ビット撮影してみた印象

GoPro HERO11 Blackの10ビットのオン・オフを変えて撮影してわかったことは以下の通りです。
- 10ビットオンの方がグラデーション部分の色の階調は豊か
- オン・オフで大きな違いは感じにくい
10ビットオンの方がグラデーション部分の色の階調は豊か
10ビットをオンにする方が、グラデーションの部分の階調が豊かなのは編集ソフトのパレードを見てもわかります。
10ビットをオン・オフの映像を左右に並べて比較すると色の違いが感じることができました。
ですが、左右に画像を並べなければ違いはそこまで大きく感じにくいという印象です。
また、カラー編集(カラコレ・カラグレ)をする方にはいい設定に感じます。
オン・オフで大きな違いは感じにくい
10ビットをオン・オフとで撮影した映像は、パッと見た感じでは違いはわかりにくい印象です。
映像にこだわりたいという場合(フラット)には10ビットの設定はオンがよく、動画編集でカラー調整をしないという場合(ナチュラル・ビビッド)にはオフでもいいように感じました。
GoPro HERO11で10ビット撮影 まとめ
GoPro HERO11で10ビットのオン・オフを変えて撮影して比べてみました。
編集ソフトのパレードを見て違いがはっきりとわかりますが、ぱっと見では10ビットのオン・オフの映像の違いはわかりにくいのではないかと思います。
10ビットのオン・オフですがどれぐらいこだわりを持つかで設定は変わるかと思いますが、とりあえず、オンにしておくでもいいかと感じます。



コメント