2022年9月14日に発表され予約販売が開始された新しいGoPro HERO11 Blackが手元にきました。
14日に注文して手元に届いたのは20日になります。17日から19日は連休になり配送が停まってたことで20日になってます(UPSは土日祝日は休みです)。
本記事では、ついに手元にきたGoPro HERO11 Blackのスペックや今回からの特徴や設定について記載していきます。
GoPro HERO11 Blackの購入を検討されてる方の参考になればと思います。
GoPro HERO11 Black

公式サイトで購入したGoPro HERO11 Blackになります。
今回のパッケージは紙で包まれて付属のSDカードが貼り付けられている状態で届きました。

HERO10の時はビニールに入ってSDカードが見つけにくい状態でしたが、今回はパッケージもシンプル。
本体のパッケージの外観にはいつも通りイメージやスペック、内容物についての記載があります。




GoPro HERO11 Blackの内容物

HERO11もGoPro HERO9からのようにケースに入った状態になります。
開封すると台紙に内容物があります。

内容物は以下の通りになります。

- GoPro HERO11 Black本体
- Enduroバッテリー
- 充電ケーブル(USB-Cケーブル)
- ベースマウント
- バックル
- ネジ
- 説明書
- ステッカー
- クイックガイド
- ケース
- SDカード(32GB)
今回のHERO11からバッテリーはEnduroバッテリーになってます。
その他の内容物はHERO9やHERO10と同じになります。

GoPro HERO11 Blackの本体特徴

GoPro HERO11 Blackの外観やサイズは以前のモデルのHERO10と一緒です。
重さを比べてみたところ重さも一緒でした。


本体は以前のモデルと同じように、サイドにバッテリーとSDカードの投入口があります。

GoPro HERO11 Blackのスペック

GoPro HERO11 Blackで変わった部分がわかりやすいようにHERO10のスペックも記載してます。
GoPro | HERO11 | HERO10 |
写真 | 27.13MP+SuperPhoto(HDR搭載) | 23MP+ SuperPhoto with HDR |
ビデオ | 5.3K60 | 5.3K60 |
100Mbps ビットレート | 120Mbps 5.3K / 4K | 5.3K / 4K / 2.7K |
ビデオ安定化 | HyperSmooth 5.0 | HyperSmooth 4.0 |
水平維持機構 | カメラ内蔵 | カメラ内蔵 |
レンズ | HyperView、SuperView、広角、リニア、リニア+水平維持/水平ロック | SuperView、広角、リニア、リニア+水平維持、狭角 |
前面スクリーン | 1.4インチカラーLCD(プレビュー+ステータス) | 1.4インチカラーLCD(プレビュー+ステータス) |
背面タッチスクリーン | ○ | ○ |
バッテリー | 取り外し可能 | 取り外し可能 |
防水性 | 10m | 10m |
モジュラー対応 | ○ | ○ |
TimeWarp ビデオ | TimeWarp 3.0 | TimeWarp 3.0 |
タイムラプスビデオ | ○ | ○ |
ナイトラプスビデオ | ○ | ○ |
スローモーション | 8×(2.7K, 1080p) | 8×(2.7K, 1080p) |
ハインドサイト | ○ | ○ |
LiveBurst | ○ | ○ |
スケジュールキャプチャー | ○ | ○ |
デュレーションキャプチャー | ○ | ○ |
設定プリセット | ○ | ○ |
ショートカット | ○ | ○ |
音声コントロール | ○ | ○ |
音声起動 | – | – |
ライブストリーミング | 1080p | 1080p |
ウェブカメラモード | ○ | ○ |
GPS | ○ | ○ |
https://gopro.com/ja/jp/compare
HERO11は最高の解像度やフレームレートは以前のHERO10と同じです。
またレンズ設定では、HyperViewとリニア+水平維持/水平ロックが追加されてます。
- HyperView:12mm、横幅・縦横共にGoPro史上最高の視野角。POVや動きの速いエフェクトに最適。
- リニア+水平ロック:魚眼効果のない広い視野角。360度フル回転中、水平ロックを維持
GoPro HERO11 Blackの今回からの特徴

今回のGoPro HERO11 Blackの大きな特徴としては以下の通り。
- 大きなイメージセンサー 8:7、10bit
- HyperSmooth 5.0
- 水平ロック機能搭載
- 新しいナイトモード
実際にHERO11を起動させて確認してみるとメニューが以前よりも変わってる部分が多くありました。

8:7の設定

GoPro HERO11 Blackでは8:7のアスペクト比の選択が追加されてます。
8:7に設定して動画撮影をしておくことで編集時に動画の向きを縦向きや横向きに変更ができます。
GoProを縦向きに撮影することなく後から編集で縦向きに変更が可能。
設定をしてわかったことですが、8:7の設定では5.3Kではフレームレート60を選択できません、4Kは60の選択ができます。
そして、8:7を選択するとレンズの設定はできなくなります。あとはHyperSmoothの項目がオン・オフの2つになります。
10bitの設定

10bitの設定はPROTUNEに追加されてます。ここでオン・オフの切り替えができます。
10bitはフレームレートの設定を120や240にしたときには設定ができなくなります。
HyperSmooth 5.0

GoPro HERO11 BlackのHyperSmoothの設定では『AutoBoost』が追加されてます。
GoProが撮影に合わせて手ぶれ補正を適用してくれる機能のようです。
他にも以前と同じように、ブーストとオン・オフの項目があります。
水平ロック機能搭載

GoPro HERO11 Blackのレンズの設定ではHyperViewやリニア+水平ロックが追加されてます。
HyperViewはGoPro史上最高の視野角で5.3K30、5.3K24、4K60で使用が可能でそれ以外の設定では使えません。
リニア+水平ロックはGoProが360度回転しても水平を維持してくれます。
リニア+水平ロックはHyperSmoothをオンの状態で使用ができます、また水平維持は5.3K60、4K120、2.7K240、1080p240で使うことができます。
HERO11からは狭角がなくなってます。
新しいナイトモード
タイムラプスのモードでプリセットに新しいナイトモードが追加されてます。
- TimeWarp
- スタートレイル:星の動きの撮影が可能
- ライトペインティング:動くライトで光の絵を描く撮影が可能
- ライトトレイル:動く車両のライトの軌跡の撮影が可能
- タイムラプス
- ナイトラプス
タイムラプスのモードでは新しく3つのプリセットが追加されてます。
以前と変わった設定メニュー


設定のメニュー画面のデザインが変更されてます。
ビデオモード
また簡単に使えるようなビデオモードの設定やコントロールの設定があります。


ビデオモードでは最高品質と省電力の2つから選択ができます。
- 最高品質:可能な限り最高の仕上がりの映像を撮影するために、高品質のビデオ解像度とフレームレートに制限
- 省電力:バッテリーを長持ちさせて、圧倒的な品質の映像を撮影するために、最適なビデオ解像度とフレームレートに制限
最高品質に設定すると従来のようなGoProのプリセットを利用できて省電力にするとHERO10でアップデートで追加されたバッテリーをセーブするプリセットの利用ができます。


コントロール


コントロールの設定ではプロとイージーの選択ができます。
プロを選択すると以前と同じで全てのプリセットや詳細設定の変更ができます。
イージーではプリセットの設定ができず、ビデオの倍速設定とレンズ設定の2つの項目だけの操作ができます。
簡単に使いたいという方にはイージーの設定はお手軽です。
GoPro HERO11 Blackを操作した印象

GoPro HERO11 Blackの設定をして簡単に操作してみた印象は以下の通りになります。
- 背面タッチの反応が良くなってる
- 背面ディスプレイが綺麗
- アクセサリーの互換性
手元に来てから、さっと触っただけなのでまだイマイチな点というのは感じれていません。
背面タッチの反応が良くなってる

GoPro HERO11 Blackの設定を色々と触りましたが、タッチの反応は良くなってます。
タッチし損ねるということがなく操作できました。また、私の感覚ではタッチして動くUIも早くなってるような気がします。
今までのGoProはタッチ操作がやりにくいという印象がありましたが、今回のHERO11はサクッと動く感じがあります。
背面ディスプレイが綺麗
背面ディスプレイが綺麗に感じます。
HERO10と見比べてみましたがディスプレイを通してみるとHERO11ははるかに綺麗に見えます。
ちょっとした部分ですが驚いた部分です。
アクセサリーの互換性
GoProは折りたたみ式フィンガーでどのアクセサリーでもフィンガーに対応していれば使うことができます。
また、HERO9の時に購入したメディアモジュラーがまだHERO11でも使用することができます。
メディアモジュラーはGoPro本体の大きさが変わると使うことができなくなるのでこのメディアモジュラーがHERO11でも利用できるのは嬉しいところです。
GoPro HERO11 Blackの開封・スペック特徴 まとめ
GoPro HERO11 Blackを開封して初期設定をしてみましたが以前よりも快適に操作ができる感じがしてます。
個人的にはタッチの反応が良かったことやディスプレイがかなり綺麗になってることが驚いたところでこれだけでもHERO11を購入して良かったと感じます。
まだ写真や動画の撮影をしてませんが、HERO10とどれぐらいの違いがあるのか非常に楽しみなところです。





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