DJI Osmo Pocket 3は手持ちでの撮影に便利ですが、ちょっと置きたいときに安定しないのが使いづらいところです。
DJI Osmo Pocket 3には付属のアクセサリーと純正のミニ三脚アクセサリーがありますが、大きくて持ち運びに向かないことがあります。
そこでもっとDJI Osmo Pocket 3を手軽に置けて、持ち運びやすい小型のミニ三脚のアクセサリー が欲しいと思い、今回UlanziのPK-11とPK-08を購入しました。
DJI Osmo Pocket 3にPK-11とPK-08(ミニ三脚)を実際に使ってみたので、そのメリット・デメリットを正直にレビューしていきます。

UlanziのPK-11とPK-08の概要・詳細

今回、UlanziのPK-11とPK-08をセットで購入しました。それぞれの概要や詳細を記載していきます。
PK-11とは?

PK-11はDJI Osmo Pocket 3の底部に装着する専用アクセサリーで、主な特徴は以下のとおりです。
- 拡張性:底部に 1/4インチネジ穴 があり、三脚や他のアクセサリーと組み合わせて使うことが可能。
- コンパクトな設計:装着したままでもPocket 3の携帯性を損なわないサイズで、純正のアダプターよりも小さいサイズ感
- Type-Cポート:側面にUSB-C充電ポートがあり、撮影中に給電も可能。またデータ転送機能に対応。
サイズ・重量
- 重量:約28g(※公式スペック参照)
- サイズ:約35.2mm × 28.2mm × 18.5mm
- 素材:アルミニウム合金製(軽量で頑丈)
PK-11の内容物は本体のみで、外観は以下の通り。


Pocket 3との接続面にはUSB-Cと本体と接する部分にシリコンがあります。そこにはネジ穴とずれ防止の位置決めピンの穴があります


側面にはPocket 3と接続する爪があります。下の部分を押すことで爪が開いてPocket 3との着脱ができます。

実際に装着するとPocket 3のデザインにもマッチして違和感なく使えます。
PK-08とは?

PK-08は、Pocket 3用に設計された コンパクトなミニ三脚 です。
- コンパクト&軽量:折りたたむとPocket 3と一緒に持ち運びしやすいサイズ感
- シームレスな三脚:脚は置くだけで自動的に開き持ち上げると閉じます
- 安定性:三脚の裏には滑り止めがあり安定
- 使い勝手の良さ:手持ちグリップとしても使用可能
サイズ・重量
- 重量:約27g
- 長さ:約約2.6cm(折り畳んだ状態)、直径約2.9cm
- 素材:アルミ合金(軽量&耐久性)
PK-08の内容物は本体と位置決めネジがあります、外観は以下の通り。


PK-08の裏側は脚とネジがあります。


特に 「Pocket 3に合う小型三脚が欲しい」 という人にはピッタリなアイテムです。
PK-11とPK-08は個別で購入も可能です。
PK-11とPK-08の組み合わせ方・使い方
UlanziのPK-11とPK-08は組み合わせて使うことを想定されておりしっかりと組み合わせることができます。
DJI Osmo Pocket 3にPK-11とPK-08を組み合わせることでPocket 3を置いてする撮影や持ち運び、グリップでの使い勝手が向上 します。
PK-11とPK-08の組み合わせ方・組み立て方法
PK-11とPK-08の組み合わせを記載します。PK-08(ミニ三脚)には位置を決めて止めるピンと六角レンチが同梱されてます。


位置決めピンを使うことでPK-11と取り付けた時にミニ三脚がずれにくくなります。
位置決めピンを取り付ける際にはピンの上下があるので確認してください、六角レンチの穴がある方が上になります。そして細い方の六角レンチでピンを入れていきます。


ピンの位置を確認してPK-11とPK-08を取り付けしていきます。


位置決めピンがピッタリハマるようにネジを締めていくと組み立てができます。


DJI Osmo Pocket 3に取り付け


Pocket 3の純正アクセサリーとの比較

DJI Osmo Pocket 3の純正のアダプターとミニ三脚とPK-11とPK-08を比較するとサイズ感の違いがわかります。
PK-11とPK-08のセットで純正のアダプターのサイズほどになるのでよりコンパクトになってます。
Pocket 3に取り付けてもサイズ感がはっきりとわかります。

よりコンパクトにして三脚を使用したい場合には、PK-11とPK-08の運用が良く感じます。
Pocket 3とPK-11とPK-08の具体的な使い方と活用シーン

PK-11とPK-08をDJI Osmo Pocket 3に組み合わせることでよりPocket 3の使用が快適になります。
ミニ三脚として定点撮影
→ PK-08を開けば、簡易的な定点撮影が可能。小型三脚なので持ち運びもしやすい、三脚付きでもポケットに収納。
手持ちグリップとしてVlog撮影
→ PK-08を折りたたんで持てば手持ちの安定感があがります。持ちやすさも出てきます。
長時間のタイムラプス撮影にも
→ 安定した設置ができるため、タイムラプス撮影や固定撮影にも便利。
この組み合わせによりPocket 3を手軽に置ける&快適に持ち運びながら撮影できる環境ができます。
実際使用してみてわかったメリット・デメリット

DJI Osmo Pocket 3とPK-11とPK-08をDJI Osmo Pocket 組み合わせてしばらく使用しました。
実際に私が分ったメリットとデメリットは以下の通りになります。
メリット
■ Pocket 3をサッと置けるようになった
→ これまでPocket 3は安定して置くのが難しかったですがサッと置くことができてます。置く時にはPK-08(ミニ三脚)がPocket 3の重さで自動的に開くので楽に三脚の開閉ができます。
■ コンパクトで持ち運びやすい
→ 純正の三脚アクセサリーは大きくてかさばりますが、PK-11とPK-08は小型&軽量なので、カバンやポケットに入れても邪魔になりません。アウターのポケットに収納しやすく持ち運びも快適です。
■ Vlog撮影時の手持ちグリップとしても優秀
→ PK-11とPK-08はちょうどよいグリップになります。Pocket 3を手持ち撮影する時にも安定する感じがします。
デメリット
■ PK-08(ミニ三脚)の安定性は純正のミニ三脚には劣る
→ 小型で持ち運びしやすい反面、純正のミニ三脚に比べると安定感には不安があります。風のある屋外や傾斜のある場所では注意が必要。三脚の脚が短いので不安定というのは若干あります。
■ 置き場所によっては三脚が開きにくい
→PK-08(ミニ三脚)は置く時にはPocket 3の重さで自動的に三脚が開く形になっており、置き場所がツルツルした表面(机など)ではすっと三脚が開いて置けますが、ざらっとした表面であったり滑りにくい表面の場合には三脚がサッと開かないことがあります。滑りにくい表面の場所に置く時には少し押し込むような形で動かしながら三脚を開いておくような形になります。
■ グリップでしてるとき指で爪のロックを外しそうになる
→ Pocket 3に取り付けて手持ち撮影する際にはPK-11やPK-08はグリップにもなり握りやすくなりますが、取り付けの爪の部分、爪の下部に指が当たることがあります(グリップの仕方にもよりますが)。爪のロックを外してしまわないか気になるところがあります。
総評
「DJI Osmo Pocket 3をもっと手軽に置きたい&持ち運びたい」 という目的にはいいアクセサリーに感じます。
特にPK-11とPK-08を組み合わせることで撮影の自由度が向上するのでVlogや定点撮影がより快適になります。
デメリットの部分を理解して気をつけて使用すれば、総じてコンパクトさと利便性を重視する人にはおすすめできるセットです。
私はPocket 3が携帯性よく置いて撮影できるようになったという点では満足してます。

まとめ
DJI Osmo Pocket 3を置いて撮影したいという方には一度検討してみてほしいPK-11とPK-08になります。
私はDJI Osmo Pocket 3の置いて撮影したい問題が解決してより快適に撮影ができるようになりました。
Pocket 3に取り付けっぱなしにしておけるのも個人的には気に入ってるところです。
純正三脚に比べると安定性が劣る部分もありますが、コンパクトさと実用性のバランスを考えると十分に満足できるかと判断してます。
「Pocket 3をもっと手軽に使いたい」と思っている方はぜひ試してみてください。




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