「毎年新しいアクションカメラが発表されて、毎年買い替えるべきか悩む…」「どのアクションカメラを選べばいいの?」っとそんなあなたに。
近年のアクションカメラのスペックや性能は十分高くなりの進化幅が落ち着いてきており、1年前のモデルでも十分に高画質・高性能できれいな撮影ができます。
この記事では、2025年に購入できるモデルや過去のモデルの中から本当にコスパの良いものを紹介します。
今、スペックも良くコスパいいアクションカメラはDJI Osmo Action 4
アクションカメラは過去のモデルでも十分?コスパいい?

GoProやDJI、Insta360のアクションカメラは毎年新しいモデルが発表されてます。
最新のアクションカメラは過去のモデルよりも新しい機能が追加(撮影モードやAI機能など)がされてますが、全ての方にとって必要ではない可能性があります。
また、画質(解像度、フレームレートなど)や手ブレ補正といった基本性能は、数年前のモデルでも十分となってます。
2024年と2025年のモデルでは基本性能がスペック表でみるとあまり大きな変化はありませんでした。
2023年と2024年のアクションカメラスペック比較
以下、GoPro、DJI、Insta360のアクションカメラで2023年と2024年のモデルで基本スペックを比較してます。
GoPro HERO13 | GoPro HERO12 | DJI Osmo Action 5 Pro | DJI Osmo Action 4 | Insta360 Ace Pro 2 | Insta360 Ace Pro | |
発売年 | 2024年 | 2023年 | 2024年 | 2023年 | 2024年 | 2023年 |
最大解像度/ フレームレート | 5.3K60fps 4K120fps 1080p240fps | 5.3K60fps 4K120fps 1080p240fps | 4K120fps 1080p240fps | 4K120fps 1080p240fps | 8K30fps 4K60fps 1080p240fps | 8K24fps 4K60fps 1080p240fps |
手ぶれ補正 | HyperSmooth 6.0 | HyperSmooth 6.0 | RockSteady 3.0/3.0+ | RockSteady 3.0/3.0+ | FlowState | FlowState |
カラー | 8bit 10bit(4K以上) | 8bit 10bit(4K以上) | 8bit 10bit | 8bit 10bit | 8bit | 8bit |
デジタルレンズ/FOV | HyperView SuperView 広角 リニア リニア+水平ロック/水平維持 | HyperView SuperView 広角 リニア リニア+水平ロック/水平維持 | FOV:155° 絞り:f/2.8 | FOV:155° 絞り:f/2.8 | FOV:157° 絞り:f/2.6 | FOV:157° 絞り:f/2.6 |
センサーサイズ | 1/1.9インチCMOS | 1/1.9インチCMOS | 1/1.3インチCMOS | 1/1.3インチCMOS | 1/1.3インチCMOS | 1/1.3インチCMOS |
写真の最大解像度 | 27.13MP | 27.13MP | 約40MP | 9.98MP | 5000万画素 | 4800万画素 |
バッテリー | 1900mAh Enduroバッテリー | 1720mAh Enduroバッテリー | 1950mAh | 1770mAh | 1800mAh | 1650mAh |
防水性 | 10m | 10m | 20m | 18m | 12m | 10m |
GPS | ◯ | – | – | – | – | – |
価格 | 68,800円 | 59,800円 | 55,000円 | 44,000円 | 67,800円 | 67,800円 |
最新のモデルではしっかりスペックアップしてる部分や新しい撮影モードが追加されてたり、バッテリーの容量が増えてますが、設定できる解像度やフレームレートや手ぶれ補正の性能に大きな違いがありません。
また、実際撮影できる映像に関してもサイドバイサイドで横並びにさせて比較しても大きな違いがあるというほどではないように感じます。
過去のモデルはコスパ良く買える
例年、新しいモデルが登場すると過去のモデルが少し安くなる傾向があります。
スペック感や撮影できる映像に大きな違いを感じにくい場合には、過去のモデルは価格も安く購入しやすいコスパのいいモデルになります。
また浮いた予算で、予備バッテリーやマウントなどのアクセサリーを購入できるメリットがあります。
今「本当に買い」はコレ!コスパ最強のアクションカメラ
今、スペックも良くてコスパのいいアクションカメラを検討されてるなら以下のアクションカメラがおすすめです。
- DJI Osmo Action 4
- Insta360 Ace Pro
- DJI Osmo Action 5 Pro
DJI Osmo Action 4
2025年にスペックも良くお得に購入できるアクションカメラとしては、DJI Osmo Action 4がおすすめです。
DJI Osmo Action 4は大型センサー(1/1.3インチ)と強力な手ブレ補正で、明るい場序や暗い場所でもきれいな映像を撮影できるコスパ最強のアクションカメラです。
- 1/1.3インチ大型センサーによる高画質: 明るく鮮やかな映像を細部まで記録でき、特に暗所性能が向上しています。
- 360度水平維持機能搭載: 激しい動きでも常に水平を保った安定感のある映像を撮影できます。
- 強力な手ブレ補正(RockSteady 3.0+): あらゆるアクションシーンで滑らかでブレのない映像を実現します。
- 多様な撮影モード: タイムラプス、ハイパーラプス、スローモーションなど、表現豊かな映像制作が可能です。
- 直感的で使いやすい操作性: デュアルタッチスクリーンで、設定変更やプレビューが簡単に行えます。
- 耐久性と防水性能: 過酷な環境下でも安心して使用できます(水深18mまで)。
大きなデメリットは感じにくくバランスのいいアクションカメラです。
DJI Osmo Action 4はDJIのセールのタイミングでさらに安く購入することが可能です。

Insta360 Ace Pro

2023年に発売されたInsta360 Ace Proは大型センサー(1/1.3インチ)とAI機能を搭載し、驚くほど鮮明でダイナミックな映像を撮影できる、Insta360から初めての定番の形をしたアクションカメラです。
- 1/1.3インチ大型センサーによる優れた画質:明るい場所はもちろん、暗い場所でも比較的ノイズの少ないクリアで美しい映像を記録できます
- AIハイライトアシスタント:撮影した動画の中から自動でベストシーンを検出し、編集を効率化が可能
- 2.4インチ フリップ式タッチスクリーン:自撮りやローアングル撮影も簡単に行え、多様なアングルでの撮影に対応
- 強力な手ブレ補正(FlowState):激しい動きでも滑らかで安定した映像撮影できます
- 最大8K24fps撮影:最大の解像度が8Kで撮影が可能
- 防水性能:水深10mまでの防水性能を備えており、水中撮影も楽しめます(専用ケースなし)
- 直感的な操作性:シンプルなメニューとタッチスクリーンで、初心者でも簡単に操作できます。
- 豊富なアクセサリー:用途に合わせて様々なアクセサリーを利用することで撮影の幅が広がります
- クラリティーズーム:画質を損なわずにデジタルズーム(2倍)が可能
Ace Proの気になる点は以下の通りです
- 競合製品と比較してやや高めの価格帯: 高機能な分、他のアクションカメラと比較すると価格はやや高めです
- AI機能の精度は状況によって変動する可能性: AIによるハイライト検出は、撮影状況によっては期待通りの結果が得られない場合もあります
- 8Kの動画撮影: ファイルサイズが大きくなるため、一般的な用途では4Kで十分かもしれません
- 音声収録は風切り音などが気になる:風切り音が入りやすく外部マイクの使用が望ましいです
Ace Proの詳細なレビューは以下の記事から確認できます。

最新モデルはInsta360 Ace Pro 2になります。

DJI Osmo Action 5 Pro

2024年9月に発表されたDJI Omso Action 5 Proは新しい撮影モードやカメラ本体のディスプレイがOLEDになったりとスペックアップしてます。ですが、価格が他社の最新にモデルに比べると比較的低価格で販売されてます。
- 13.5ストップのダイナミックレンジ: 豊かな明暗のコントラストを備えた鮮明でシャープに撮影可能
- デュアルOLED高輝度タッチ画面搭載:前面、背面がOLED高輝度タッチ画面となっており高コントラストで鮮やかな色で確認できます。日中でも確認しやすいディスプレイ。
- バッテリーが大容量 :以前のモデルよりも長いバッテリー駆動(最大240分)、長時間撮影も可能
- カメラ内内蔵ストレージ:カメラ内に47GBの内蔵ストレージ搭載。
- SuperNighatモードの搭載:暗い場所、低照度環境下でもきれいに撮影できるモードが搭載されてます。
- 耐久性と防水性能:過酷な環境下でも安心して使用できます(水深18mまで)。
最新のモデルですが比較的お手頃です。ただ、気になる点もあります。
- 映像の色味や精細感が気になる:映像の色味や精細さが他のアクションカメラに比べて乏しく感じます。人によっては好みが分かれる映像。

アクションカメラを選ぶ際の基礎知識
アクションカメラ選びで失敗しないためには、重要なポイントを押さえておくとえらびやすく、ここでは後悔しないための基礎知識を解説します。
- 解像度: 4Kが主流ですがより高画質な5Kやそれ以上のモデルも登場しています。
記録したい映像の細かさや、編集時のクロップなどを考慮して選びがおすすめ。 - フレームレート: 通常の視聴であれば30fpsで十分ですが、動きの速いスポーツなどを滑らかに記録したい場合は60fps以上がおすすめです。スローモーション撮影を楽しみたい場合は、120fps以上のモデルを選ぶのがいいです。
- 手ブレ補正:ブレのない安定した映像のために
アクションカメラは動きながら撮影することが多いため、手ブレ補正機能は非常に重要です。特に激しい動きを伴う撮影では、強力な手ブレ補正機能が必須。最近のアクションカメラは十分手ぶれ補正が効くのでどのモデルでも十分です。 - バッテリー:撮影時間に影響する重要な要素
バッテリー容量や連続撮影時間はモデルによって異なります。撮影したい時間や頻度を考慮して、十分なバッテリー容量を持つモデルや熱停止しにくいアクションカメラがおすすめ。 - 操作性:直感的に使えるかどうかが重要
- アクションカメラは、素早く操作できると便利です。タッチスクリーンの有無や操作性、ボタン配置、メニューの分かりやすさなどを実際に触って確認できると良いです。
- 価格:予算に合うモデル
アクションカメラの価格帯は幅広いため、予算に合わせて最適なモデルを選ぶことが大切です。高価なモデルが高性能ですがオーバースペックとなる可能性もあります。自分の使い方に必要な機能を考え、無駄のない選択がいいです。 - 利用シーン:どんな目的で使うのかを明確に
旅行での風景撮影がメインなのか、激しいスポーツの記録がメインなのか、Vlog撮影がメインなのかなど、利用目的によって最適なモデルは異なります。自分の主な利用シーンを想定して、必要な機能を持つモデルを選びましょう。
以上の項目を確認しておくと選びやすくなります。
以上のことを考慮しつつ価格やスペック面で十分なアクションカメラはDJI Osmo Action 4かDJI Osmo Action 5 Proがおすすめ。


まとめ コスパのいいアクションカメラ・選び方
アクションカメラは年々進化していますが、過去のモデルでも十分に使えるものが多くてコスパを重視するなら旧モデルやミドルレンジモデルも魅力的な選択肢です。
特に、価格が下がった1〜2世代前のフラッグシップモデルは今でも高性能でコストパフォーマンスが高い傾向にあります。
しかし、最新モデルには手ブレ補正の進化や高画質化、バッテリー性能の向上などのメリットがあってより快適に撮影を楽しめる点があります。
「今、本当に買いのコスパ最強アクションカメラ」を選ぶ際には、自分の用途に合った機能があるかどうかをしっかり確認することが大切です。
今回紹介した選び方のポイントやおすすめ機種を参考にしながら、自分に最適なアクションカメラを見つけて思い出に残る映像を撮影してみてください!
コメント