2024年1月17日にDJIから新しいワイヤレスマイク「DJI Mic 2」が発表・発売されました。
DJI Mic 2は以前よりDJI Osmo Pocket 3のコンボに同梱されてましたが、ついに単体での発売となりました。
本記事では、新しく発売となったDJI Mic 2のセットの特徴や使用シーンから最適な選び方を記載していきます。
ワイヤレスマイクの検討をしている方の参考になれば幸いです。
DJI Mic 2の特徴・機能
DJI Mic 2は、送信機(トランスミッター)と受信機(レシーバー)がありワイヤレスで音の収録ができることや送信機単体で内蔵録音をすることが可能です。
また、送信機にはノイズキャンセリングの機能があり環境のノイズを低減することができたり、32bit floatの内蔵録音に対応しているので音割れのすくない音声の収録が可能となってます。
DJI Osmo Pocket 3のコンボに同梱していたワイヤレスマイクが、単体で販売されるようになりました。
DJI Mic 2(トランスミッター)のレビューは以下の記事から確認ができます。
DJI Mic 2の特徴
DJI Mic 2のスペック
トランスミッター(送信機) | レシーバー(受信機) | |
サイズ (長さ×幅×高さ) | 46.06 × 30.96 × 21.83mm | 54.20 × 28.36 × 22.49 mm |
重量 | 28g | 28g |
無線モード | GFSK 1Mbpsと2Mbps | GFSK 1Mbpsと2Mbps |
EIRP(実効輻射電力) | <20 dBm | <20 dBm |
無線モード 動作周波数 | 2.400~2.4835 GHz | – |
動作周波数 | – | 2.400~2.4835 GHz |
Bluetooth プロトコル | BR/EDR | – |
Bluetooth 動作周波数 | 2.400~2.4835 GHz | – |
Bluetooth 伝送電力(EIRP) | <20 dBm | – |
バッテリータイプ | Li-ion | Li-ion |
バッテリー容量 | 360 mAh | 360 mAh |
バッテリー電力量 | 1.39 Wh | 1.39 Wh |
バッテリー電圧 | 3.87 V | 3.87 V |
充電温度範囲 | 5℃〜45℃ | 5℃〜45℃ |
デバイス温度 | -10℃~45℃ | -10℃~45℃ |
充電時間 | 70分 | 70分 |
動作時間 | 6時間 (録音バックアップを内部収録せずに、両方のトランスミッターがレシーバーに接続され、レシーバーはカメラ音声ケーブル (3.5mm TRS) を介してカメラに接続されている状態で測定) | 6時間 (録音バックアップを内部収録せずに、両方のトランスミッターがレシーバーに接続され、レシーバーはカメラ音声ケーブル (3.5mm TRS) を介してカメラに接続されている状態で測定) |
一般
極性パターン | 全方向 |
周波数応答 | ローカット オフ:50Hz〜20kHz ローカット オン:100Hz〜20kHz |
最大音圧レベル(SPL) | 120db SPL |
最大入力レベル(3.5mm) | -6dBV (THD < 0.1%) |
等価ノイズ | 21dBA |
モニターインターフェース出力電力 | 最大出力 12mW@1kHz、32 Ω |
最大伝送距離 | 250 m (FCC) 160 m (CE) 電波干渉および障害物のない開けた屋外環境での測定値です |
DJI Min 2充電ケースのスペック
サイズ | 116 × 41.5 × 59.72 mm |
重量 | 200g |
バッテリータイプ | 18650 Li-ion |
バッテリー容量 | 3250 mAh |
バッテリー電力量 | 11.7 Wh |
バッテリー電圧 | 3.6 V |
充電仕様 | 5 V、1.5〜3 A |
充電温度範囲 | 5℃~40℃ |
デバイス温度 | 5℃〜45℃ |
充電時間 | 2時間40分 |
DJI Mic 2のセット
DJI Mic 2のセットの販売は以下の通りになってます。
2TX + 1RX + 充電ケース | 1TX + 1RX | トランスミッター(送信機)単体 | |
内容 | ・トランスミッター 2個 ・レシーバー 1個 ・充電ケース | ・トランスミッター 2個 ・レシーバー 1個 | ・トランスミッター (シャドーブラック/パールホワイト) |
その他同梱物 | ・カメラ音声ケーブル(3.5mm TRS) ・スマートフォンアダプター(Type-C) ・スマートフォンアダプター(Lightning) ・ウィンドスクリーン 2個 ・クリップマグネット 2個 ・充電ケーブル ・キャリーバッグ | ・カメラ音声ケーブル(3.5mm TRS) ・スマートフォンアダプター(Type-C) ・スマートフォンアダプター(Lightning) ・ウィンドスクリーン 1個 ・クリップマグネット 1個 ・充電ケーブル ・キャリーポーチ | ・ウィンドスクリーン 1個 ・クリップマグネット 1個 ・充電ケーブル ・キャリーポーチ |
価格 | 52,800円(税込) | 35,530円(税込) | 16,060円(税込) |
Amazon | Amazon | Amazon |
トランスミッターが2個のセットは充電ケースが同梱されます。
また、別途充電ケースのみでの購入も可能です。
DJI Mic 2のセットはどれがお得でおすすめか
DJI Mic 2の購入では3つのセットの選択肢があります。
1番お得なのは、トランスミッター 2個とレシーバー1個、充電ケースのセットのものが単体でバラバラに購入するよりもお得に購入ができます。
2TX + 1RX + 充電ケース | 単体での購入 1TX + 1RXと1TXと充電ケース | |
1TX + 1RX | – | 35,530円(税込) |
1TX | – | 16,060円(税込) |
充電ケース | – | 11,220円(税込) |
合計 | 52,800円(税込) | 62,810円(税込) |
比較的出費を抑えたい場合
DJI Mic 2はトランスミッターは内部録音に対応してます。
カメラの方にレシーバー(受信機)がなくてもトランスミッター(送信機)だけで使用することも可能で、トランスミッターだけでもいい場合があります。
また、DJI Osmo Pocket 3を所有している場合は、DJI Osmo Pocket 3で内部の設定やトランスミッターを2台接続して使用することが可能なので、トランスミッター単体だけの購入もおすすめです。
※現状、トランスミッター単体だけでは、DJI Mic 2の詳細設定(32bitフロートの設定)ができません、レシーバーやDJI Osmo Pocket 3やOsmo Action 4で内部設定が可能になるので対応が必要です。
DJI Osmo Pocket 3のコンボにあるDJI Mic 2を使った印象から選ぶ
私の場合、DJI Osmo Pocket 3のコンボに同梱されてるDJI Mic 2を使用してます。
DJI Mic 2自体の使用に関してはDJI Osmo Pocket 3と連携させて、動画に使用する音声はトランスミッター(送信機)の内蔵録音の音声ファイルを使用して動画編集してます。
DJI Mic 2からDJI Osmo Pocket 3の内部に録音される音よりも、トランスミッターに内蔵録音される音の方がよく感じるというのがありトランスミッターだけでの録音をしてます。
また、DJI製品以外のアクションカメラやミラーレスカメラで撮影するときにはDJI Mic 2の内蔵録音を利用してることもあります。
個人的には、DJI Osmo Pocket 3でDJI Mic 2の内部の設定ができてますので、トランスミッター単体の購入が非常におすすめに感じてます。
今後、アップデートでスマートフォンからトランスミッターの内部の設定ができるようになると嬉しいところです。
DJI Mic 2のおすすめセット まとめ
DJI Osmo Pocket 3に付属していたDJI Mic 2が単体で購入できるようになり、購入の選択肢の幅が広い形で発売されました。
DJI Mic 2自体は手軽にクリアな音で収録ができるのでおすすめなワイヤレスマイクではあります。
また、トランスミッター(送信機)の内蔵録音が便利でどのカメラを使用するときでもDJI Mic 2を持ち出して使用することができる良さがあります。
1つはあると便利なので、価格もありますが使用用途にあうセットの購入がいいです。
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