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SONY α6700の正直レビュー!スペックや機能、使い勝手を紹介

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2023年7月28日、SONYから新しいカメラの『α6700』が発表されました。

α6700はAPS-Cセンサーサイズのミラーレスカメラで以前のモデルのα6600から約4年ぶりの新しいモデルになります。

本記事ではα6700を実際に使用してわかったことについて正直にレビューします。

私自身は、α6400を所有しておりα6700を新しく購入したという感じです。

\α6700を実際に使用してわかったこと/
いいところ
気になったところ
  • バリアングルモニター
  • グリップの握りやすさ
  • モニターの見やすさ
  • 新メニューがいい
  • スマホ転送・連携の安定性向上
  • AIによるオートフォーカス
  • より良くなった動画撮影
  • バリアングルモニターの干渉
  • XAVC HSで30pが選択できない
  • 手ぶれ補正の効きはレンズによって変わるので注意

結論的には、今販売されてるSONYのAPS-Cカメラの中では一番と言っても過言ではない印象です。

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SONY α6700

α6700の大きな特徴は以下の通りになります。

  • 有効約2600万画素のAPS-C裏面照射型 EXmor R CMOSセンサー
  • 最新の映像処理エンジン BIONZ XR
  • クリエイティブルック搭載
  • AIプロセッシングユニットの搭載、次世代のAFシステム、オートフレーミング機能
  • 高い動画性能:4K120p、S-Cinetone搭載
  • 本体デザイン変更でグリップに前ダイヤル搭載、バリアングルモニター

以前のモデル『α6600』と比較してもスペックが上がっており、最先端のAIの技術が搭載されたAPS-Cカメラになります。

α6700の開封・内容物

α6700ですが、ボディのみで購入をしました、内容物は非常にシンプルで充電器やケーブルは付属してません。(画像内のα6700はストラップ金具を取り外してます。購入時はカメラの左右にストラップ金具がついてます。)

内容物は以下の通り

  • カメラ本体
  • ボディーキャップ
  • アイカップ
  • ストラップ
  • バッテリー
  • 書類(保証書等)

内容物は簡素で環境への配慮がわかります。

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SONY α6700本体

α6700の本体の特徴は以下の通り。

  • 重さ
    本体のみ:約409g
  • 外形
    :約122.0 × 69.0 × 75.1mm、約122.0 × 69.0 × 63.6mm(グリップからモニターまで)

本体の特徴

■ 本体前後

■ 本体の左右

■ 端子類

マイク端子、USB-Cポート、SDカードスロット、HDMIマイクロ端子、ヘッドホン端子があります。

■ 本体上下

バッテリーは底になります。

バッテリーはNP-FZ100を使用。

■ モニター

■ ボタン

操作可能なボタンや前ダイヤルの追加、モードの切り替えのダイヤルのあたりが変わってます。

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SONY α6700の本体の使用感

α6700のボディに関しての使用感は以下の通りになります。

いいと感じる点
イマイチな点
  • バリアングルモニター
  • グリップの握りやすさ
  • モニターの見やすさ
  • バリアングルモニターの干渉

以前よりもカスタマイズの自由度が上がっておりグリップも大きく握りやすくなっている印象です。

バリアングルモニター

SONYのAPS-C機ではZV-E10やFX30に搭載されてたバリアングルモニターがα6700でも搭載されてます。

私自身は動画撮影をすることが多いことや写真撮影でもモニターで確認をすることが多いのでバリアングルモニターになった点はよく感じるところです。

また最近では縦向きで撮影することも多いのでバリアングルモニターは撮影がしやすいです。

α6700のグリップの握りやすさ

グリップに関しては、前ダイヤルを操作したい場合には小指がグリップ外に出ますが、グリップを握るだけなら小指もグリップ内に収まります。

小指でもグリップを掴みつつ前レバーを操作するのは窮屈に感じます。

グリップ自体は大きく深みができてるので、中指と薬指でしっかりと握ることができます。

モニターの見やすさ

α6700のモニターですが綺麗で見やすく写ってるものの確認がしやすいです。

また、日中の明るい場所で撮影した際にモニターを確認してみたところ明るくても見やすい印象がありました。

バリアングルモニターの干渉

ボディに関して1点気になったこととしては、USB-Cを接続して給電しながら撮影をしたい場合には、バリアングルモニターが干渉してしまいます。

バリアングルモニターを回転させてからUSB-Cを接続するとモニターの前にUSB-Cケーブルが来るというような、モニターにかぶるような状態になります。

長時間撮影をしたい場合には、この辺りは気になる部分かと思います。

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SONY α6700の撮影してみた印象・作例

α6700で撮影してみてわかったことは以下の通りになります。

いいところ
気になったところ
  • 新メニューがいい
  • スマホ転送・連携の安定性向上
  • AIによるオートフォーカス
  • より良くなった動画撮影
  • XAVC HSで30pが選択できない
  • 手ぶれ補正の効きはレンズによって変わるので注意

新メニューで設定しやすい

α6700は従来のモデルにあったようなメニューではなく新しいメニューが搭載されてます。

新しいメニューは設定項目がわかりやすく階層も表示してくれるので、設定が快適にできます。

α6400のメニューの使いにくさを考えるとこのメニューだけでも買い替えする価値があるぐらいです。

スマホ転送・連携の安定化

α6700はスマートフォンのアプリと連携をして、カメラの設定操作やプレビュー、写真や動画をスマートフォンへの転送が可能です。

『Creator’s app』がSONYから公開されてます。そのアプリからカメラの操作が可能です。

iPadを外部モニターとしても使用が可能になり撮影もよりしやすくなってます。

α6400では撮影した写真を数枚転送するにも失敗をしてたことがあったり、スマートフォンをモニターにしようとした際にも映像が止まってしまうということがありました。

ワイヤレス接続、スマートフォンとの連携が安定してできるのは非常にいいところです。

AIによるオートフォーカス

α6700で実際に撮影を試してみたところ、被写体の認識の精度が良くなってます

また、被写体を追従するのもしっかりされます。

α6400を使用してますが、このAFはしっかりと違いを感じた部分にもなります。

より良くなった動画撮影

設定できるフレームレートが増えてたり映像をよりよく見せるクリエイティブルックなど多彩な機能がが搭載されてます。

また、S-Cinetoneが搭載されよりシネマティックな映像の撮影が可能となり、ブリージング補正も搭載れて映像の安定性がより強くなってます。

α6700ですが、以前よりも動画性能の部分がより強化されてるような印象です。

XAVC HSで30pが選択できない

α6700で気になった点ですが、動画撮影の設定でXAVC HSにすると30p(29.97p)が選択できません。

120p(119.88p)、60p(59.94p)、24p(23.98p)の選択肢はありますが、30pだけがない状態です。

今後のことを考えるとH.265に適した動画再生や編集環境も出てくると思うので選択肢があれば嬉しかったところです。

手ぶれ補正の効きはレンズによって変わるので注意

α6700の手ぶれ補正ですが、オフ、スタンダード、アクティブと3つから選択ができます。

アクティブにして普通に歩いて撮影してみたところ、まだまだ揺れがあるような映像でした。
(追記:使用するレンズによってアクティブ手ぶれ補正の効きが変わります。)

使用するレンズを近年に発売されたものの場合にはしっかりと手ぶれ補正が効きます。

最初に16-50mmのキットレンズを使用したところ、そのときは手ぶれ補正がほとんど効いていないような印象でしたが、近年発売された11mm F1.8を使用してみたところしっかりと手ぶれ補正が効いてました。

正直手ぶれ補正に関しては、アクションカメラのような安定性を期待してるところがあったので手ぶれ補正に関しては少しがっかりな部分です。

ただ、手ぶれ補正は止まって手に持った状態だとしっかりと手ブレが効いてました。

レンズや明るさによっても手ぶれ補正の効きが変わる可能性があるかと思うのでまた検証して新しいことがわかった場合には記載していきます。

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α6700で撮影してみた写真

写真に関してはサイトに掲載するために圧縮をしてます、ご了承ください。

設定はAutoで撮影してます。

ISO1000 31mm f4 1/160s

レンズは16-50mm F3.5-5.6の標準キットレンズです。

撮影した際には、レゴの目にピントが合うような挙動があり、フォーカスがしっかりと機能している感じがありました。

まだまだこれから撮影を試してわかったことや写真を記載していきます。

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α6700のスペック

α6700のスペックや機能については以下の通りになります。

α6700
センサーサイズAPS-Cサイズ、Exmor R CMOSセンサー
カメラ有効画素数静止画時:最大約2600万画素
動画時:最大約1990万画素
総画素数約2700万画素
静止画記録画像ファイル形式:JPEG、HEIF、RAW
記録画素数(3:2):
Lサイズ:6192 × 4128(26M)
Mサイズ:4384 × 2920(13M)
Sサイズ:3104 × 2064(6.4M)
画質モード:RAW、JPEG、HEIF、RAW+JPEG、RAW+HEIF
14bit RAW 出力:○
動画記録方式圧縮形式:
XAVC HS:MPEG-H HEVC/H.265
XAVC S:MPEG-4 AVC/H.264
音声記録方式:
LPCM 2ch(48 kHZ 16bit)、LPCM 2ch(48 kHZ 24bit)、LPCM 4ch(48 kHZ 24bit)

撮影モード
XAVC HS 4K:
・3840 × 2160(4:2:2, 10bit):119.88p(280Mbps)、59.94p(200Mbps/100Mbps)、23.98(100Mbps/50Mbps)
・3840 × 2160(4:2:0, 8bit):119.88p(200Mbps)、59.94p(150Mbps/750Mbps/45Mbps)、23.98(100Mbps/50Mbps/30Mbps)

XAVC S 4K:
・3840 × 2160(4:2:2, 10bit):119.88p(280Mbps)、59.94p(200Mbps)、29.97p(140Mbps)、23.98(100Mbps)
・3840 × 2160(4:2:0, 8bit):119.88p(200Mbps)、59.94p(150Mbps)、29.97p(100Mbps/60Mbps)、23.98(100Mbps/60Mbps)

XAVC S HD:
・1920 × 1080(4:2:2, 10bit):59.94p(50Mbps)、29.97p(50Mbps)、23.98(50Mbps)
・1920 × 1080(4:2:0, 8bit):119.88p(100Mbps/60Mbps)、59.94p(50Mbps/25Mbps)、29.97p(50Mbps/16Mbps)、23.98(50Mbps)

XAVC S-I 4K:
・3840 × 2160(4:2:2, 10bit):59.94p(600Mbps)、29.97p(300Mbps)、23.98(240Mbps)

XAVC S-I HD:
・1920 × 1080(4:2:2, 10bit):59.94p(222Mbps)、29.97p(111Mbps)、23.98(89Mbps)
動画機能スロー&クイックモーション撮影:○
プロキシー記録:○
タイムコード/ユーザービット:○
RAW出力:-
フォーカス検出方式:ファストハイブリッドAF(位相差検出方式/コントラスト検出方式)
測距点数:
・静止画時:最大759点(位相差検出方式)
・動画時:最大495点(位相差検出方式)
検出輝度範囲:EV-3 – EV20(ISO100相当、F2.0レンズ使用)

AF被写体追従感度(静止画)、AF乗り移り感度(動画)
AFトランジション速度(動画)、縦横フォーカスエリア切り替え、フォーカスエリア登録機能、フォーカス位置の循環、フォーカスマップ(動画)、AFアシスト(動画)
AF補助光:可視光LEDによる補助光
スロットSD(UHS-Ⅰ/Ⅱ対応)カード用スロット
露出制御測光方式:1200分割ライブビュー分析測光
測光範囲:EV-3 – EV20(ISO100相当、F2.0レンズ使用)
露出補正:±5.0 EV(1/3 EV、1/2 EV ステップ選択可能)
ISO感度(推奨露光指数):
・静止画撮影時:ISO 100-32000(拡張:下限ISO 50、上限ISO 102400)、AUTO(ISO 100-6400、上限/下限設定可能)
・動画撮影時:ISO 100-32000相当、AUTO(ISO 100-6400、上限/下限設定可能)
フリッカーレス撮影:○
ファインダー形式:1.0cm(0.39型)電子式ビューファインファー(XGA OLED)
総ドット数:2 359 296ドット
液晶モニター形式:7.5cm(3.0型)TFT駆動
タッチパネル:○
ドット数:1 036 800ドット
角度調整機能:オープン角:約176°、チルト角:約270°
全画素超解像度ズーム静止画時:約2倍
動画時:約1.5倍(4K)、約2倍(HD)
シャッターシャッター方式:メカシャッター/電子シャッター
シャッター速度範囲:
・静止画撮影時(メカシャッター):1/4000-30秒、バルブ
・静止画撮影時(電子シャッター):1/8000-30秒
・動画撮影時:1/8000-1秒
フラッシュ同調速度:1/160秒
電子先幕シャッター:○
手ぶれ補正機能方式:イメージセンサーシフト方式5軸補正(補正方式はレンズ仕様による)
補正効果(静止画時):5.0段
モード:
・静止画:入/切
・動画:アクティブ/スタンダード/切
ドライブピクセルシフトマルチ撮影:-
連続撮影速度:Hi+:最大約11コマ/秒
連続撮影可能枚数:
JPEG Lサイズ エクストラファイン:143枚
JPEG Lサイズ ファイン:1000枚以上
JPEG Lサイズ スタンダード:1000枚以上
RAW:59枚
RAW+JPEG:44枚
RAW(ロスレス圧縮):23枚
RAW(ロスレス圧縮)+JPEG:18枚
インターフェース・USB Type-C端子(SuperSpeed USB 5Gbps(USB 3.2)に準拠)
・ワイヤレスLAN対応
・Bluetooh
・HDMIマイクロ端子
・マルチインターフェースシュー
・マイク端子(3.5mmステレオミニジャック)
・リモートコントロール(ワイヤレス)
・ヘッドホン端子(3.5mmステレオミニジャック)
・スマートフォン転送、スマートフォンからのリモコン操作、専用ソフトによるPCリモート
レンズ補正・周辺光量
・倍率色収差
・歪曲収差
・ブリージング(動画)
電源使用電池:リチャージャブルバッテリーパック NP-FZ100
本体内充電:○
USB給電:○
価格(公式)218,900円(税込)
価格は2023年7月28日時点
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α6700の正直レビュー まとめ

α6700ですが、写真撮影や動画撮影どちらでも使いやすいカメラという印象です。

動画撮影の際には手ぶれ補正が気になるところですが、動かずに手持ちで撮影するなら十分な手ぶれ補正の効きと感じます(歩いたり動く場合はぶれる印象)。

動画撮影でもクリエイティブルックやS-cinetoneなど選択できる項目が増えてるので撮影がより楽しめそうです。

旅行用の撮影カメラとしても良く、これからVlogなどの動画撮影を始める方にもおすすめなカメラです。

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この記事を書いた人
satoshi

カメラやレビューの役立つ情報をブログにまとめています。
GoProやDJI、Insta360のカメラの使い方やアクセサリーなどのレビューを記載しています。

GoPro歴は2014年から
GoPro HERO4 Black
HERO7 Black、HERO8 Black、HERO9 Black、HERO10 Black、HERO11 Blackを使用。

DJI製品は主にPocketシリーズを使用しており、
Insta360の製品は全般的に使用させていただいてます。

アクションカメラや技術に触れてレビューします。

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