GoProの設定項目にあるPROTUNE以下にあるEV値の設定を変更して撮影してみました。
EV値の設定の違いで撮影した動画がどれぐらい変わるのか見比べていきます。
設定による違いを確認していきます。
GoProでEV値を変更して撮影
GoPro HERO9やHERO10では解像度やフレームレート、レンズなどの予め設定をしたプリセットを選択して撮影の設定を切り替えることができます。
プリセットの設定の中では、解像度やフレームレート、レンズやHyperSmooth(手ぶれ補正)の設定を変更できます。
さらにPROTUNEの項目から詳細な設定ができます。
今回はPROTUNEの中にある項目のEV値の設定を変更して撮影していきます。
EV値とは
EV値とは露出の設定になります。
GoProの設定画面では、「写真とビデオの明るさを設定します」記載があります。
ここでは、-2から+2まで0.5ずつ設定することができて最初の状態では「0」に設定されてます。
この数値を変更して動画を撮影していきます。
GoProの設定や撮影環境
GoProはHERO10を使用して以下の設定でビデオ撮影しています。
- 5K24fps
- レンズ:SuperView
- ビットレート:高
- シャッター:自動
- EV修正:-2.0、-1.5、-1.0、-0.5、0、+0.5、+1.0、+1.5、+2.0
それぞれの数値で撮影 - ホワイトバランス:自動
- ISO 最小:100
- ISO 最大:400
- シャープネス:低
- カラー:ナチュラル
撮影環境は昼間
ビデオの一部を画像にしたもので見比べていきます。
EV値「0」
初期設定はEV値「0」
EV値を+0.5、1.0、1.5、2.0
EV値をプラスにして撮影
EV値を-0.5、1.0、1.5、2.0
EV値をマイナスにして撮影
それぞれの撮影してみたイメージになります。
定点ですが動画は以下のものになります。
それぞれの設定での印象
それぞれのイメージを見比べてみるとプラスでは+1.0でかなり明るくなる感じで、マイナスでも同様に-1.0では結構暗い感じです。
晴れた環境で設定するなら+-0.5で設定するのが良さそうな感じがします。
-0.5、0、+0.5を並べてみると以下のような感じです。
GoProの設定の動画を投稿されてる多くの海外のYouTuberは、EV値を-0.5で設定を勧める方が多い感じです。
個人的には-0.5がいいかと思う
GoProでEV値を設定するなら0から-0.5に設定する方が多少コントラストが強くなるので-0.5ぐらいがいいかと感じてます。
撮影環境によって設定は変えた方がいいと思いますが、晴れた日の外で撮影には-0.5がいいかと思います。
「0」と「-0.5」を見比べは以下になります。
ほとんど好みの問題かと思いますが、個人的には「-0.5」の方が好みです。背景の雲の詳細も出てる感じがします。
最後に
GoProのPROTUNEにあるEV値の設定になります。それぞれの設定を変えて撮影してイメージを見比べましたが、少し変えるだけで動画の印象は変わってくる感じがします。
デフォルトの「0」設定でもいいかと思いますが、私は「-0.5」に設定がいいかと感じました。
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