メールで文章を作ることやパソコンで文字を打つ作業が増えてから、いつの間にか文字を丁寧に綺麗に書くということが減りました。
ですが、結婚のご祝儀袋の表書きや手書きでお礼状を書く際など字を書かなければならない時が訪れます。
そんな時に誰に見せても恥ずかしくない文字を書きたいところです。
本記事では、誰でも簡単に綺麗に字が書かけるようになる7つのコツを知り合いの書道の先生に聞いたので紹介します!
自分の字を綺麗に書きたい方や自分の文字に自信がない方は参考にしていただけると幸いです。
綺麗な字って一体どういう字なの?

そもそも綺麗な字ってどういう字なのかそんな疑問がふとわきました。
綺麗な字って人それぞれ思っているものが違うし、一体どんな字が綺麗な字というのかが全くわからない。
こういう文字が綺麗な字だ!っというものが知りたい!とこの疑問を書家の方にぶつけてたみところ、綺麗な字と言われる字は線質や字のバランスや全体のバランスなどから決まるようです。
手っ取り早くこれが綺麗な字だ!というサンプルが知りたい場合は、一度、パソコンで教科書体というフォントで字を打って確認してみてはどうかということでした。
一度パソコンで自分の名前を打ってみて、綺麗な字を知ることから始めてみましょう。
綺麗な字の書き方に必要な4つのコツ
次に字を綺麗に書くために必要な4つの要素を教えてもらいました。
- ペンの持ち方
- 腕の動かし方
- 姿勢
- 文字は中心に沿って書く
この4つのコツを意識して字を書くだけでも変わります。
普段からこれを意識して字を書いていくと綺麗な文字に近づくようです。
ペンの持ち方

人差し指、中指、親指の3本でつまむように軽く持ちます。この持ち方をすると指でペンを動かす動作が簡単になります。
あまり力を入れずにペンを握って指でペンを動かすと可動域を取れます。


ペンを持つ3本の指を伸ばしたり、曲げるだけでも大きな可動域を取ることができます。
腕の動かし方
書道の先生曰く、まっすぐな線を書くのはとても難しいとのことです。
まっすぐな線を引くには肘と肩をうまく動かして線を引きます。肩と肘を意識することが大切。

これらを意識した方向に動かすことによってまっすぐの線を書くことができます。
腕を意識せずに動かして字を書いていくとだんだんと字の列が斜めになっていきます。
常にまっすぐに動かせているかを意識てください。
姿勢

腕の動かし方にも関わる部分ですが字を書く際には真っ正面から姿勢をただして書きましょうとのこと。
すごく単純なことですが意外と忘れてしまいがちです。背筋を伸ばして紙を自分の中心に置いて字を書きましょう。
中心に沿って字を書く

縦書きで文字を書く際には一本線を引いてその線を中心として文字を書いていくといいようで、その線がガイドラインの役割を果たします。
以上が綺麗な字を書く必要な4つのコツです。
簡単に字を綺麗に見せる3つコツ
そして、簡単に綺麗な字を書く3つのコツも聞いたので紹介します。
- 字の線、横は細く、縦は太く
- 字のバランス、上は大きく、下は小さく
- 偏と旁は、少しの空間を作る
これら3つのコツを具体的にわかりやすく理解できるように書家の方に字を書いてもらいました。
この字を参考に説明していきます。日本人に多い苗字と名前を書いていただきました。

字の線、横線は細く、縦線は太く
文字を書く際、横の線は細く、縦の線は太く見せることで綺麗な字になります。
明朝体の字をよく見てみると横線は細く、縦線は太くなっていることがわかります。

ボールペンでは難しいですが筆ペンでは縦横の線の太さを変えることができます。
字のバランス、上は大きく、下は小さく

字の上側を大きくして下側を小さくすることで綺麗に見せることができます。
綺麗な文字のバランスを取ることができます。
偏と旁は、少しの空間を作る

偏と旁の間に少し空間を作ることで文字のバランスを整え、字の窮屈な印象をなくすことで綺麗な字に見せることができます。
少し意識して空間を作ってみてください。
以上が字を綺麗に書く3つのコツです。
これらを意識して、自分の名前だけは綺麗に書けるようにしておくと急な必要時でも対応ができます。
綺麗な字を書く注意点
あとすごく基本的なことですが、字の書き順や跳ねる部分やはらう部分、止める部分は、しっかり守って字を書くことをおしえてもらいました。
わからない場合は、書きたい字を游教科書体にしてみると確認できます。
そして、綺麗な字を書く上でボールペンで字を綺麗に書くのはとても難しいとおっしゃってました。
っと言うのは、線に強弱がつけにくいため線の太さと細さがでず難しいためです。
字の練習やご祝儀袋の表書きも筆ペンを使って書くので筆ペンは一本は持っていたいです。
どこのコンビニでも売っているので急な必要時にはすぐ購入できます。
書家の方がオススメされていた筆ペンは以下のものです。ぜひ試してみてください。

実際に綺麗に字が書けるか書いてみました
意識するポイントまとめは以下の通り。
- ペンの持ち方
- 腕の動かし方
- 姿勢
- 文字は中心に沿って書く
- 字の線、横は細く、縦は太く
- 字のバランス、上は大きく、下は小さく
- 偏と旁は、少しの空間を作る
7つのコツを意識して字を書いてみました。
実際に書いてみた字がこちら

感想としては、まっすぐな線を引くことが難しかったです。
横線を細く、縦線を太くするということを守るだけでも字にメリハリがついて綺麗にかけていると感じることができました。
このコツを意識するだけでも大きく変わる感じがして、意識しながら練習を少しするだけで綺麗な字を書けるようになると感じます。
ぜひ、お手元に紙を用意して上記にある7つのコツを意識しながら字を書いてみてください。
実際に書いてみるとこんなちょっとしたコツで随分と変わるなぁと実感できるはずです。
ボールペンで書く字をより綺麗したい
ボールペンで書く字をより綺麗に書けるようになりたい場合は、日ペンのボールペン習字講座があります。
字を意識的に綺麗にしていきたいならこういった講座の受講もいいです。
詳細は無料資料請求ができるのでそちらでも確認できます。
綺麗な字を書く まとめ
すぐにでも実践できることなので、簡単に取り組むことができます。
綺麗な字を書くことができると相手に伝わる印象も変わってくるはずです。
私自身も、綺麗な字をみると目を引きますし綺麗な字の人にはいい印象が残ります。今一度改めて自分の字を見返して綺麗な字を書く意識を持ってみてはいかがでしょうか。
ちょっとした知識として頭に入れておいてもらえると幸いです。
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