GoPro HERO13でできる解像度やフレームレートについて、どの設定がいいか悩まれる方もいらっしゃるかと思います。
本記事では、初めてGoPro HERO13を使う方に向けて、できる設定や設定の仕方・おすすめの設定について記載します。
GoPro HERO13の解像度とフレームレート

GoPro HERO13でできる設定変更の操作について記載します。
まず、フレームレートや解像度を自分で設定する際には設定のメニューからコントロールの設定をします。
(コントロールはGoProの設定画面から設定が可能です。)

コントロールでは「プロ」と「イージー」があり、「プロ」では撮影の設定を詳細にすることができます。
「プロ」の設定では、ビデオプリセットの詳細を変更できます。以下の画面右のバーのアイコンを選択すると詳細変更ができます。

GoPro HERO13の動画でできる設定

動画撮影のモードは以下の通りになります。
- プロファイル:標準、HDR、Log
- フレーミング:16:9、9:16、4:3、8:7
- 解像度:1080、2.7K、4K、5.3K
- フレームレート:24、30、60、120、240
- デジタルレンズ:リニア+水平維持、リニア、広角、SuperView、HyperView
- HyperSmooth:オフ、オン、自動ブースト
- 撮影:
スケジュールキャプチャー(撮影開始の予約設定)
時間(撮影が自動的に停止するまでの設定)
HindSight(撮影ボタンを押して録画前の15秒か30秒から録画をする設定)
タイマー
ズーム - PROTUNE
ビット深度:8bit、10bit
ビットレート:高(120Mbps)、標準
シャッター
EV値
ホワイトバランス
ISO最小
ISO最大
シャープネス
ノイズ除去
カラー(ナチュラル、鮮やか、フラット) - オーディオ
RAWオーディオ
オーディオ調整
ウインド低減
メディアモッド
プロファイルの設定(HDRやLog)ではできる設定が変わります。
- HDR
フレーミング:16:9、8:7
(8:7では解像度が4K、フレームレートが24fpsか30fpsでレンズは広角のみ)
解像度:
4K24fps、30fps、60fps(4K60に設定した際はデジタルレンズ設定がリニア、広角の選択)
5.3K24fps、30fps(デジタルレンズ設定はリニア+水平維持、リニア、広角、SuperViewの選択) - Log
フレーミング:16:9、8:7
(8:7では4K24fps、30fps、60fpsで5.3K24fpsか30fpsでレンズは広角のみ)
解像度:
4K24fps、30fps、60fps、120fps(4K120に設定した際はHyperViewの選択ができません)
5.3K24fps、30fps(デジタルレンズ設定はリニア+水平維持、リニア、広角、SuperViewの選択)
8:7の設定では解像度やフレームレート、レンズ設定、HyperSmoothでの選択ができないものがあります。
※解像度とフレームレートの基本知識については以下の通りです。
目的に合わせてGoPro HERO13を設定をする

これから初めてGoPro HERO13の設定ですが撮影シーン別にあわせたおすすめな解像度とフレームレートを紹介します、ぐそれは以下の通りになります。
- 普段使い・Vlog用途:1080P30fpsもしくは4K30fps、レンズはリニア+水平維持
- アクション用途で撮影:1080P60もしくは4K60fps、レンズは広角、SuperView
- 映像の色味にこだわりたい:プロファイルをLogに設定して撮影
(解像度、フレームレートは好みで設定、私は4K60に設定してます) - SNS(InstagramやTikTok)投稿で縦向きで撮影したい:アスペクト比8:7で、あとから編集で設定
普段使いで撮影するならプロファイルは、標準に設定してレンズの設定をリニア+水平維持がおすすめです。
水平維持の機能があるとGoProの傾きを気にすることなく撮影ができます。
アクション用途の撮影では映像がより滑らかに見えるようにフレームレートは60fpsに設定するのがおすすめです。
また、画質にもこだわりたい場合には4K60がおすすめです、ですが動画のデータサイズは大きくなります。
GoProは4Kか1080Pか?

GoProの解像度は4Kか1080Pのどちらがいいか、それぞれの特徴は以下の通りです。
1080Pで撮影した場合には動画の容量は小さくいので扱いやすく、熱停止もしにくくなります。
1080Pは撮影した動画データも小さく扱いやすいメリットがあります。
特にこだわりがない場合には、普段使い・Vlog撮影をするなら1080P30の解像度とフレームレートで十分かと思います。
GoPro HERO13は最大5.3Kも撮影が可能ですが、編集環境などを考えるとプロユースな設定に感じます。

こだわりたいなら4K30fps/60fps、5.3K
GoProで映像をより高画質にしたいという場合には、動画モードの5.3Kで撮影がいいかと思います。
また、5.3Kの映像を後から編集で部分的に拡大して4Kや1080Pで書き出しする操作をするなら5.3Kの設定はいいです。
4Kや5.3Kでは動画ファイルサイズが大きくなることを考慮する必要があり、動画編集をするパソコンのスペックによっては編集が快適にできないこともあります。
4Kで撮影する際に使いたいアクセサリー
4Kの動画を撮影や管理する際には、適したアクセサリーの使用が望ましいです。
4Kで撮影する場合にはSDカードは最低でも128GBか256GBあると安心です。

また、撮影をした動画を保管する際にストレージがあると便利です。

SSDはサムスンのT7を使ってます。

撮影した動画に関してはHDDやSSDに残しておくのもいいですし、編集してすぐにSNSに投稿して全て削除してしまうという運用も可能です。
GoPro HERO13のPROTUNEの詳細設定

GoProはPROTUNEでより詳細な設定をすることができます。
PROTUNEでできる設定
- ビット深度
- ビットレート
- シャッター
- EV値
- ホワイトバランス
- ISO最小
- ISO最大
- シャープネス
- ノイズ除去
- カラー
PROTUNEはほとんど初期設定でも綺麗な映像を撮影できますが、私は以下のような設定をしてます。
- ビット深度:10ビット
- ビットレート:高
- シャッター:自動
- EV値:-0.5
- ホワイトバランス(撮影時の環境にあわせて設定)
- ISO最小:100
- ISO最大:1600
- シャープネス:中
- ノイズ除去:中
- カラー:鮮やか
ホワイトバランスに関しては撮影の環境にあわせて設定してます、自動に設定して撮影すると色が変わりやすいので必ず設定をしてます。

私のGoPro HERO13のおすすめな設定

私のGoPro HERO13のおすすめの設定は以下の通りです。
普段の撮影でも基本的には4K60fpsに設定して撮影をしてます。
また、アスペクト比に関してはサッと編集しやすい16:9にしてます。
デジタルレンズに関しては、普段のVlog撮影では魚眼効果のないリニア+水平維持でアクション撮影をする際にはより広く映る広角に設定してます。
初心者向けのGoPro HERO13の解像度&フレームレート まとめ
これから初めてGoPro HERO13を使うという方は最初は1080Pで撮影してみるのがおすすめです。
解像度は今ある編集環境や撮影したい時間・動画のデータサイズ等を考えて決めるのがよく、フレームレートは基本的には30fpsでより滑らかに撮影したい場合には60fpsにするなど変えるといいです。
初めて撮影するときには解像度やフレームレートはどれにするのがいいか悩むことがあるかと思いますが、少しでも参考になれば幸いです。
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