2021年11月4日にGoPro HERO10 Blackのファームウェアアップデート1.16がきました。
今回のアップデートで新機能が追加されパフォーマンスやユーザビリティの改善がされているようです。
GoPro HERO10のファームウェアアップデート1.16の詳細について記載していきます。
GoPro HERO10 ファームウェアアップデート1.16
GoPro HERO10 Blackのファームウェアアップデート1.16の新機能や改善は以下の通りになります。
- 新機能
最大パフォーマンス
省電力
三脚/固定
ウルトラスローモーションと標準のプリセット - パフォーマンスの改善
低速撮影中のスタビライゼーション性能を改善 - ユーザビリティの改善
バグの修正とユーザーインターフェイスを改善
新しいモードの追加がされてます。
GoPro HERO10のv1.16の新機能
新しい機能については、上から下へトスワイプしてダッシュボードを開きます。ダッシュボードには下段の左に新しいアイコンがあります。
そこからモードの切り替えが可能です。それぞれのモードについては以下の通りになります。
最大パフォーマンス
最大パフォーマンスでは、「圧倒的な画質とウルトラスローモーションを実現する最大解像度とフレームレート」とあります。
この設定がアップデート前の標準の状態になるかと思います。また、この最大パフォーマンスモードに設定しているとプリセットにはウルトラスローモーションと標準のプリセットが表示されます。
ウルトラスローモーションのプリセットは2.7K240の広角で設定されてます。標準のプリセットでは1080 60の広角で設定されてます。
最大パフォーマンスでは、全ての設定を自分で操作することができます。レンズやHyperSmoothの切り替え等も可能です。
省電力
省電力に設定するとバッテリーの持ちを長くするための最適な解像度とフレームレートに制限をするようで、この設定にしてからビデオのプリセットを見てみると以下のようになります。
ビデオの下には省電力との記載がありそれぞれのプリセットのアイコンにはオレンジの印が付いて、プリセット名の横には[EB]が表示されます。
省電力設定では設定の変更も可能です。省電力に最適なプリセットが表示されてる感じです。
三脚/固定
三脚/固定ではGoProを動かさず固定して撮影するときに最適な設定のようです。固定撮影なのでHyperSmoothの機能はオフになるようです。
プリセットを見てみると以下の2つが表示されます。
三脚/固定では、2つのプリセットがあって解像度やフレームレートの変更はできます。ですが、HyperSmoothはオフのままでレンズの変更ができません。
長時間撮影してみた結果は以下の記事から確認できます。
プリセットを選びが簡単になったような感じ
今回のアップデートの印象としては最大パフォーマンスや省電力、三脚/固定を選択することで最適なプリセットをGoProが表示してくれるのでプリセットが選びやすくなった感じがします。
GoProから最適なプリセットの提案をされているような感じで使いやすくなってます。
カメラを初めて利用する方にとってもどの設定が標準的なのかわかりやすくなったことや設定を煩わしく感じにくいように感じます。
操作がより簡単になるのは嬉しいところでもあります。
GoPro HERO10 ファームウェアアップデート まとめ
GoPro HERO10のファームウェアアップデート1.16ですが、省電力や固定撮影で最適なプリセットを選択できるようになり扱いやすくなったのではないでしょうか。
個人的に気になったのは三脚/固定の設定で「固定撮影時にカメラを冷却するために最適な設定」とありました。
この設定で長時間撮影をしたときに撮影時間が以前と比べて伸びるのかどうかが気になるところです。
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