衣類や帽子をある程度着用していると色が褪せてきます。日焼けをしてしまって変色したり、色が薄くなったりしてしまいます。
お気に入りの服や帽子や限定で購入したものなどを修復して長く使用したい!
本記事では、色褪せを染め直す『染めQ』スプレーを使って色褪せたニューエラの帽子を染め直してみたので紹介します。
『染めQ』とは

染めQ
色褪せたもの(服や帽子等)を染め直すことができるスプレーです。
ナノ単位の粒子が素材の表面に密着し、まるで染めたかのような仕上がりに。
引用:http://somayq.com/products/somayq
超速乾で作業性も抜群。革製品のカラーチェンジにも、古く色あせたものの補修にも最適です。
内容量は70mlと264mlの2種類、色も豊富にあります。今回購入したものは70mlのものになります。
『染めQ』をニューエラキャップの補修に使用してみた結果
結果からお見せしますと、かなり綺麗に染め直すことができました。しっかりと黒になりました。




※色褪せ部分の色がはっきり分かるように色味を少しかえています。
黒色ものの撮影は色が難しく、少し色の変化がわかりづらいかもしれません。
染めQを使用する過程
2年ほど使用しているニューエラキャップの色褪せを染めQを使ってみました。
その染める過程を紹介していきます。
染める前のキャップの状態

※色褪せがわかりやすいように写真を加工しています。
2年ほど使用しているニューエラのワークキャップです。
色褪せている部分は帽子のツバの部分と後ろ側が色褪せています。
日焼けで赤く変色している部分やスレて色が落ちている部分があります。
それでは染めQを使用して染める過程を書いていきます。
染め直しをする前にキャップの汚れ落とし
まず、帽子の汚れを落とします。

ぬるま湯に洗剤を入れて20分浸け置き。その後2、3回すすぎます。
乾かしてから染め直しの作業に移ります。
染め直し作業の準備

換気のいい場所で作業します。
スプレーはよく振ってから使用。スプレー缶に1分間ほど上下に振るようにと記載があります。地面にスプレーがつかないように紙か新聞紙を敷いて準備します。
ニューエラキャップのロゴはマスキングテープでスプレーがかからないようにします。

染めQスプレーをかけていく

10cmほど離した位置から色褪せた部分含めスプレーで全体的に塗り重ねていきます。
この際に素早く手を動かし、何度も全体的にスプレーすることでムラなく仕上げることができます。
この作業が終わると乾燥させて完成です。
染めQの塗り方は動画で確認することができます。
乾燥後の仕上がり
新品のように色がしっかりついて染め直しができました。
仕上がりの感じとしては、スプレー前よりも生地が少し固く購入した頃のような感じがあります。

最後にマスキングを外します。ロゴの部分も綺麗に残っています。
染めQを使用する上での注意点

注意したい点として、塗り残しがないように全体的に何度もスプレーすることです。
というのは、この染めQ 70mlを使用してニューエラキャップを染めたのですが、私の場合70mlは帽子1つ塗り切るのにギリギリの量でした。
塗っている途中でスプレーの中身が足りなくなるということがないようにしたいです。
部分的にスプレーしていくということはしないほうがいいです。
使用する方によっては中身が少ない!?っと感じる方もいるかもしれません。
そのようなことが不安の方は264mlのものの購入をお勧めします。
染めQでは染め直ししづらもの

今回は黒色の帽子にある白色のロゴの部分をマスキングテープで隠すことで比較的簡単に作業ができましたが、スプレーでは部分的に染め直しをする作業は少し難しいかと感じます。
例えば帽子(ズボンなど)で複数の色のうち特定の色を染め直したい場合は作業が難しいかと。
もし部分的な染め直しなど難しい作業が必要な場合は専門の業者に依頼することもいいかもしれません。シミ抜きや色補正などの修理・リフォームを依頼できます。

最後に、
新しく購入しようと思っていたニューエラのワークキャップを染めQを使うことで綺麗に染め直すことができました。
デニム生地だと色落ちすると雰囲気が出てかっこよくなりますが、黒い生地が色褪せて色落ちしていているとみすぼらしい感じが出ます。
染めQを使うと気に入っているけど色褪せて着れない服や帽子をこのような形で復活させることもできるのでぜひ試してみてください。
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