2023年10月25日に小型手ぶれ補正カメラの『DJI Pocket 2』の後継機『DJI Osmo Pocket 3』が発表され同時に販売が開始されました。
名称が初代の『Osmo Pocket』から『DJI Pocket 2』、そして今回は『DJI Osmo Pocket 3』となってます。
本記事では発表された『DJI Osmo Pocket 3』の特徴やスペックをまとめました。
簡単に特徴をまとめると以下の通り。
以上の情報について記載していきます。
Osmo Pocket 3の特徴・スペック
DJI Osmo Pocket 3の特徴としては、以前のモデルと同じような形状でジンバルでの手ブレ補正搭載のカメラになります。
以前のモデルよりも大きいセンサーを搭載しており高速充電に対応、本体単体でWi-Fi通信が可能となってます。
Osmo Pocket 3のスペック
スペックは以下の通りです。
Osmo Pocket 3 | |
サイズ | 139.7×42.2×33.5 mm |
重さ | 179g |
ジンバル | 3軸 |
操作可能範囲 | パン:-235°〜58° チルト:-120〜70° ロール:±45° |
機械的稼働範囲 | パン:-240°〜63° チルト:-180〜98° ロール:-220〜6 |
最大操作速度 | 180°/秒 |
角度ぶれ範囲 | ±0.005° |
タッチスクリーン | サイズ:2インチ 解像度:314×556 明るさ:700 Nits |
センサー | 1インチCMOS |
レンズ | F2.0 焦点距離:20 mm(35mm版換算) |
ISO感度 | 静止画:50〜6400 動画:50〜6400 低照度動画:50-16000 スローモーション:100~6400 |
電子シャッター速度 | 写真:1/8000-1秒 ビデオ:1/8000-1/X秒(フレームレート設定値) |
最大静止画サイズ | 16:9、3840×2160 1:1、3072×3072 |
デジタルズーム | 写真:3840×2160 2倍 動画:1080p 4倍 2.7K 3倍 4K 2倍 UVC & ライブ配信:1080p 4倍 スローモーション/タイムラプス:利用不可 |
静止画モード | シングルショット:約9.4MP カウントダウン:オフ、3、5、7秒 パノラマ:3×3、180° |
動画解像度 | 4K(16:9):3840×2160 24/25/30/48/50/60fps 2.7K(16:9):2720×1530 24/25/30/48/50/60fps 1080p(16:9):1920×1080 24/25/30/48/50/60fps 3K(1:1):3072×3072 24/25/30/48/50/60fps 2160p(1:1):2160×2160 24/25/30/48/50/60fps 1080p(1:1):1080×1080 24/25/30/48/50/60fps 3K(9:16):3072×3072 24/25/30/48/50/60fps 2.7(9:16):1512×2688 24/25/30/48/50/60fps 1080p(9:16):1080×1920 24/25/30/48/50/60fps |
低照度動画 | 4K(16:9):3840×2160 24/25/30fps 1080p:2720×1530 24/25/30fps |
ハイパーラプス | 4K/2.7K/1080p 25/30fps インターバル:自動/2倍/5倍/10倍/15倍/30倍 |
タイムラプス | 4K/2.7K/1080p 25/30fps インターバル:0.5/1/2/3/4/5/6/8/10/15/20/25/30/40/60秒 撮影時間:5/10/20/30分、1/2/3/5時間、∞ |
モーションラプス | 4K/2.7K/1080p 25/30fps インターバル:0.5/1/2/3/4/5/6/8/10/15/20/25/30/40/60秒 撮影時間:5/10/20/30分、1/2/3/5時間 4つの位置設定に対応 |
スローモーション | 4K(16:9):3840×2160 120fps 2.7K:2720×1530 120fps 1080p:1920×1080 120/240fps |
最大動画ビットレート | 130Mbps |
対応ファイルフォーマット | eFAT |
写真フォーマット | JPEG/RAW |
対応SDカード | microSD(最大512GB) 推奨microSDカード 推奨モデル: SanDisk Extreme Pro 32GB V30 A2 UHS-I スピードクラス3 Kingston Canvas Go!Plus 64GB UHS-I スピードクラス3 Kingston Canvas Go!Plus 128GB UHS-I スピードクラス3 Kingston Canvas React Plus 64GB UHS-II スピードクラス3 Kingston Canvas React Plus 128GB UHS-II スピードクラス3 Kingston Canvas React Plus 256GB UHS-II スピードクラス3 Lexar Pro 256GB SDXC UHS-I V30 R160/W120 (1066x) Lexar Pro 512GB SDXC UHS-I V30 R160/W120 (1066x) |
オーディオ出力 | 48 KHz 16-bit、AAC |
バッテリー容量 | 1300mAh |
駆動時間 | 166分(25°Cの室温環境下、1080p/24fps(16:9)動画撮影、WiFiオフ、画面オフの状態で測定) |
充電時間 | 16分(80%までの充電)、32分(100%までの充電) DJI 65W PD規格対応充電器を使用して、ラボ環境下で測定 |
高速充電 | ○ |
接続 | Wi-Fi |
アプリ | DJI Mimo |
Amazon |
また、以前とは違いセンサーサイズの大型化がされて低照度動画の設定があり高速充電や本体単体でのWi-Fi接続が可能となってます。
Osmo Pocket 3の販売
Osmo Pocket 3ですが、『Osmo Pocket 3』の単体と『Osmo Pocket 3 Creatorコンボ』が発売されています。
コンボでは広角レンズや三脚、バッテリーグリップ、ワイヤレスマイクが同梱されていることがあります。
Osmo Pocket 3の内容物
Osmo Pocket 3やコンボの内容物は以下の通り。
『DJI Pocket 3 Creatorコンボ』は上記の内容物にアクセサリー類が付属しています。
価格は以下の通り。
DJI Osmo Pocket 3の機能の特徴
DJI Osmo Pocket 3の特徴的な機能は以下の通りになります。
1インチセンサー・イメージ
動画撮影では1インチセンサーで低照度でも綺麗に撮影できることや全画素高速フォーカスに対応。
高速フォーカスでは素早く動く被写体も、簡単かつ正確に焦点を合わせ続けて新機能の製品展示モードを使用するとその製品を優先して焦点を合わせることができるようです。
フォーカスで背景ボケを作ることも可能のようです。
また美顔効果 2.0でナチュラルなスキントーンの撮影も可能のようです。
高速充電対応
本体のバッテリー充電ですが、高速充電に対応しているようで
Pocket 3は、わずか16分で80%まで充電できて32分で100%までの充電ができるようです。
撮影時間は最大2時間撮影できて完全充電時は、4K/60fps動画を最大116分、1080p/24fps動画を最大166分撮影となるようです(25℃のラボ環境下で、Wi-Fi無効、画面オフの状態で測定)
またコンボセットではバッテリーグリップ使用することができるのでさらに撮影ができるようです。
あと、以前では本体単体でのWi-Fi接続ができませんでしたが今回のモデルからは本体単体だけでスマートフォンとのワイヤレス通信が可能のようです。
最後に
以前のモデル『DJI Pocket 2』から更なる進化を感じる『DJI Osmo Pocket 3』になります。
小型で携帯性もよく手ブレのない動画撮影が可能で低照度でも使いやすいカメラでVlogの撮影をする方にはとてもいいカメラになるのではないかと予想できます。
また高速充電に対応したことで快適に使用ができそうです。
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