360度撮影ができるアクションカメラ「Insta360 X5」は、8K撮影などの高画質な動画が撮れる反面、データ量も非常に大きくなります。そのため「どのmicroSDカードを選べばいいのか」と迷う方も多いのではないでしょうか。
私はこれまでに多くのカメラを使ってきましたが、今のところX5では「Insta360純正の512GB」をメインで使っています。
正直なところ、V30などの必要な規格さえ満たしていれば、SanDiskやSamsungなどのカードでも撮影エラーが起きたことは一度もありません。それでもあえて純正を選んでいるのは、カメラ本体と同じメーカーという安心感があり、余計な心配をせずに撮影に集中したいからです。
この記事では、実際にX5を使っている実感をもとに、失敗しないSDカードの選び方や、おすすめのモデルを整理して解説します。
「カード選びで失敗したくない」という方は、ぜひ一つの参考にしてみてください。
Insta360 X5で使えるmicroSDカードの基本条件

Insta360 X5は高精細な8K動画を記録するため、カードには一定の書き込み速度が求められます。公式が推奨しているスペックは以下の通りです。
公式が推奨するカード要件
Insta360公式が明示しているX5対応カードの要件は以下の通りです。
- カードタイプ:microSDカード(UHS-I規格)
- スピードクラス:V30(Video Speed Class 30)以上
- 最大容量:1TBまで対応
- 推奨メーカー:SanDisk / Lexar / Samsung / Kingston など
特に重要なのが「V30」という規格です。これは最低でも毎秒30MBの書き込み速度を保証するもので、8Kや高ビットレート撮影を安定させるための必須条件となります。
規格を満たしたカードであれば、私の環境では安定して使えています
公式ではいくつかのメーカーが推奨されていますが、「実際にどのカードなら安心して使えるのか」は気になるところだと思います。
私の経験でお話しすると、SanDiskやSamsungなど、信頼できるメーカーの「V30」規格を満たしたカードであれば、これまで撮影エラーや記録停止が起きたことは一度もありません。
もちろん、すべてのメーカーのカードを試したわけではないので「何でも大丈夫」とは言い切れませんが、少なくともV30という基準をクリアした実績のあるメーカー品であれば、今のところ過度に心配する必要はないと感じています。
私は「Insta360純正カード」をメインにしています
現在、私は「Insta360純正のmicroSDカード(512GB)」をメインで使用しています。

市販のカードでも問題なく動作することは分かっていますが、あえて純正を選んでいるのは「メーカー自らが動作を保証している」という安心感があるからです。
カメラと同じブランドという安心感を優先したい方は、純正カードを選んでおくと間違いありません。
非対応カードを使うとどうなる?
スペックを満たしていないカード(書き込み速度が遅いものなど)をX5で使用した場合、以下のような状況になる可能性があります。
- 録画が途中で止まる: データの書き込みが追いつかず、撮影が強制終了してしまうことがあります。
- 書き込みエラーの表示: そもそも録画ボタンを押しても「SDカードの速度が不足しています」といったエラーが出て開始できない場合があります。
- データの破損: 撮影はできたように見えても、保存されたファイルが壊れていて再生できないというリスクも考えられます。
せっかくのシャッターチャンスを逃さないためにも、「V30」などの規格は、最低限守っておくのが安心です。
Insta360公式ストアでの購入、またはSanDiskなどの信頼できるブランドを正規販売店から購入するのが安心です。
https://www.insta360.com/blog-jp/insta360-x5-tips-shooting-best-settings-guide.html
Insta360 X5|設定別の容量目安と私が512GBを選んだ理由
X5は360度撮影していることもあり、1分あたりのファイルサイズも大きくなります。主要な設定でどのくらい録画できるのか、目安をまとめました。
| 録画モード | 1分あたりの容量 | 256GBでの録画時間 | 512GBでの録画時間 |
| 8K 30fps | 約1.45GB | 約176分 | 約352分 |
| 5.7K 60fps (I-Log) | 約1.61GB | 約158分 | 約316分 |
実際に使ってみて感じた「容量選び」のポイント
以前、他のアクションカメラを使っていたときは128GBでも十分だと感じていたのですが、X5で360度8K撮影を始めてからはその感覚が変わりました。
128GBだと、少し撮影するたびに残量を気にして、こまめにデータをPCへ移動させてカードを空にする必要がありました。旅行やVlog撮影などで撮影に集中したいとき、この「データ整理の回数」が増えるのは、想像以上に手間だと感じたのが正直なところです。
256GBでも実用的ではありますが、「1日中、容量を気にせずたっぷり撮り切りたい」という私のスタイルには、512GBが一番合っていました。
もちろん、撮影スタイルは人それぞれですが、X5の性能を活かしてどんどん撮影したい方なら、最初から少し余裕を持って512GBを選んでおくと、後々の運用がぐっと楽になるはずです。
Insta360 X5におすすめのmicroSDカード一覧

ここでは、公式が推奨するSanDiskをはじめ、Insta360ユーザーに実績があるSamsung・Lexarなどの信頼ブランドから厳選したモデルを紹介します。
おすすめは1番上の『SanDisk Extreme microSDXC』か『Insta360公式のmicroSDカード』がおすすめです。
| 製品名 | 容量 | スピード規格 | 最大読込 | 最大書込 | 特徴 | 価格 | ストア |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| SanDisk Extreme microSDXC | 64GB~1TB | UHS-I / V30 / A2 | 最大160MB/s | 最大90MB/s | X5公式推奨・高耐久の定番モデル | 約1,860円〜 | Amazon 楽天 |
| SanDisk Extreme PRO microSDXC | 64GB~1TB | UHS-I / V30 / A2 | 最大200MB/s | 最大140MB/s | Extremeの上位。編集用途にも◎ | 約1,931円〜 | Amazon 楽天 |
| Samsung PRO Plus microSDXC | 128GB~512GB | UHS-I / V30 / A2 | 最大180MB/s | 最大130MB/s | Insta360実績多数 | 約2,980円〜 | Amazon 楽天 |
| Samsung PRO Ultimate microSDXC | 128GB~512GB | UHS-I / V30 / A2 | 最大200MB/s | 最大130MB/s | PRO Plusの上位。より高速性重視 | 約3,490円〜 | Amazon 楽天 |
| Lexar Professional 1066x | 64GB~1TB | UHS-I / V30 / A2 | 最大160MB/s | 最大120MB/s | 信頼性と価格のバランスが優秀 | 約3,980円〜 | Amazon 楽天 |
Insta360公式のSDカードはこちらから:Insta360 microSDカード
安心感で選ぶなら「Insta360純正 microSDカード」
私が現在メインで挿しているのが、この純正カードです。
価格は市販品より少し高めですが、「カメラと同じメーカー」という安心感は代えがたいものがあります。特にX5のような高画質モデルでは、カードとの相性問題を気にせず撮影に集中できるメリットは大きいです。
実績のある定番「SanDisk Extreme」
アクションカメラユーザーにはおなじみのカードです。私も予備としてこのSanDisk製(V30対応)を使っていますが、これまでにX5で撮影エラーが起きたことは一度もありません。
多くのショップで取り扱いがあり、入手しやすいのもメリットです。純正以外で「まずは失敗のない定番を」と考えている方には、一番の候補になるはずです。
これまでX5で何度も撮影してきましたが、このカードで撮影エラーや記録停止が起きたことは一度もありません。V30という規格さえしっかり守っていれば、市販のカードでも十分実用的だと感じています。
※この他にも、Insta360公式の推奨リストにはSamsungやLexarなどの名前が挙がっています。これらを選ぶ際も、同様に「V30」の規格を満たしているかを確認することをおすすめします。
自分に合ったmicroSDカード容量の選び方
私の場合は、撮影の手間を減らすために512GBに落ち着きましたが、すべての人に512GBが必要なわけではありません。
ご自身の撮影スタイルに合わせて、以下の目安を参考に選んでみてください。
- 128GBが向いている方 「費用を最小限に抑えたい」「こまめにスマホやPCにデータを移すのが苦ではない」という方。
- 256GBが向いている方 「数時間の外出や、日常的なVlog撮影がメイン」という方。バランスが良く、多くの方にとって使いやすいサイズです。
- 512GBが向いている方(おすすめ) 「旅行で1日中撮り歩きたい」「データの空き容量を気にせず撮影に集中したい」という方。X5の高画質を存分に楽しむなら、このサイズが一番ストレスなく運用できます。
最終的には、**「どれだけデータの管理を楽にしたいか」**という視点で選ぶと、後悔が少ないはずです。
以下、私が実際に撮影したデータをもとに録画モード別の1分あたりのファイルサイズと主要容量(128GB/256GB/512GB)ごとの録画可能時間をまとめました。
| 録画モード | 1分あたりの容量 | 128GBでの 録画時間 | 256GBでの 録画時間 | 512GBでの 録画時間 |
|---|---|---|---|---|
| 8K 30fps | 約1.45GB | 約88分 | 約176分 | 約352分 |
| 8K 30fps (PureVideo) | 約1.43GB | 約89分 | 約179分 | 約358分 |
| 5.7K 60fps (I-Log) | 約1.61GB | 約79分 | 約158分 | 約316分 |
Insta360 X5向けmicroSDカードはどこで買うべき?
microSDカードは家電量販店やネットショップなど、さまざまな場所で購入できます。ただ、個人的には「どこで買うか」は、カードのスペック選びと同じくらい重要だと感じています。
特にネットで購入する場合、極端に安いものや出品元がはっきりしないものは、規格を満たしていない偽物が混ざっているリスクがゼロではないからです。
私が普段、安心して購入できると考えている場所は以下の通りです。
| 購入先 | 特徴 | メリット | 注意点 |
|---|---|---|---|
| Insta360公式ストア | カメラやアクセサリーと公式推奨カードを同時購入可能 | 確実な動作保証/相性問題なし | 価格がやや高め |
| Amazon(販売元が「Amazon」またはメーカー) | 種類豊富&即日配送 | 価格が安い/ポイント還元あり | 並行輸入品や偽物に注意 |
| 楽天市場(正規取扱店) | ポイント還元が充実 | セールやSPUで実質最安になることも | 販売元の信頼性を要チェック |
| 家電量販店(実店舗/オンライン) | 実物を見て買える/サポートが手厚い | 故障時に相談しやすい | 在庫が限られる/価格はやや高め |
Insta360公式ストア
Insta360公式ストアではカメラ本体と一緒に購入できるため、間違いがありません。「どれが本物か見極めるのが面倒」「相性問題を一切気にしたくない」という方は、公式ストアで本体とセットで注文するのが一番確実です。
Amazon(販売元が「Amazon.co.jp」のもの)
Amazonを利用する場合は、出荷元と販売元の両方が「Amazon.co.jp」になっているもの、あるいはメーカーの公式ストア(SanDisk公式など)から選ぶようにしています。これだけでも、トラブルに遭うリスクをぐっと下げることができます。
大手家電量販店(実店舗・オンライン)
ヨドバシカメラやビックカメラなどの大手ショップであれば、まず偽物の心配はありません。ポイント還元などを含めると、結果的に納得感のある買い物になることが多いです。
並行輸入品や安すぎるショップへの考え方
ネット上では「並行輸入品」として安く販売されているものも見かけますが、私は大切な撮影データを守るために、基本的には避けるようにしています。
せっかくX5で良い映像を撮っても、カードの不具合でデータが書き込めていなかったり、消えてしまったりしては取り返しがつきません。SDカードに関しては、あまり安さだけを追求しすぎず、信頼できる正規のルートで購入することをおすすめします。
Insta360+でクラウド管理も可能|SDカードと組み合わせて運用

Insta360 X5で撮影した大容量のデータを管理するうえで、microSDカードだけでなく公式のクラウドサービス「Insta360+(インスタ360プラス)」を併用するのも一つの手です。
Insta360公式が提供する「Insta360+(インスタ360プラス)」という有料クラウドプランを利用すれば、撮影データそのままクラウドにアップロードでき、以下のようなメリットがあります。
私は512GBのカードを使って現場での容量不足を解消していますが、クラウドを組み合わせることで、さらに以下のようなメリットを感じています。
クラウドを併用する主なメリット
- 万が一のためのバックアップ: Wi-Fi接続中にカメラから直接クラウドへ保存できるため、万が一カードに不具合があった場合や、紛失した際のデータ紛失防止になります。
- スマホの容量を圧迫しない編集: スマホやPCに大きなファイルをダウンロードしなくても、クラウド上で動画の確認や編集がスムーズに行えます。
- サブスク限定の特典: クラウド機能だけでなく、新機種の購入割引やアクセサリーの20%オフといった特典が付帯するプランもあり、長い目で見るとお得になるケースもあります。
microSDカード×クラウドの使い分け
私の考え方としては、「現場の安心感は512GBのSDカードで確保し、撮影後のデータ管理やバックアップの安心感はクラウドで補う」という使い分けが一番スムーズだと思います。
特に長期間の旅行などでPCを持たずに移動する場合、SDカードがいっぱいになる前にクラウドへ逃がしておくことができれば、物理的なカード1枚でもより柔軟に運用ができるようになります。
まずはSDカードをしっかり選ぶことが前提ですが、さらに便利にX5を使いこなしたい方は、クラウドサービスの活用も検討してみる価値があると思います。
Insta360公式のクラウドサービスはこちらから:Insta360+
Insta360 X5とmicroSDカードに関するよくある質問【FAQ】
Insta360 X5で使うmicroSDカードを選ぶときに、よくある質問をQ&A形式でまとめました。
- Q安いSDカードでも使えますか?
- A
「V30」規格を満たしていれば、基本的には使えます。 私も予備としてSanDiskのV30規格品を使っていますが、今のところエラーが出たことはありません。ただし、あまりに安価で出品元が不明なものは偽物のリスクがあるため、信頼できるショップで選ぶのが一番の防衛策です。
- Q128GBでは足りないでしょうか?
- A
撮り方によりますが、少し不安を感じるかもしれません。 8K撮影をメインにする場合、128GBだと1時間半ほどで一杯になります。私は以前128GBを使っていて、頻繁にデータをPCへ移す作業が手間だと感じたため、現在は余裕のある512GBに落ち着いています。
- Q録画中にエラーが出る原因は何ですか?
- A
カードの書き込み速度不足(規格外)や、相性の問題が考えられます。 特に、古いカードを使い回している場合に起きやすいです。まずは「V30」以上の規格であるかを確認してください。もし不安であれば、メーカーが動作を保証している純正カードを検討してみるのも一つの解決策です。
- Qカードが認識されないときはどうすればいい?
- A
まずはカメラ本体でフォーマット(初期化)を試してみてください。 PCでフォーマットするよりも、カメラ本体の設定から行う方が確実です。それでも認識されない場合は、カード自体の故障や相性問題の可能性があります。
まとめ|Insta360 X5にあうmicroSDカード
Insta360 X5は、8K動画やI-Log撮影など、非常に高画質な映像が撮れるカメラです。その性能をしっかり発揮させるためには、SDカード選びがとても大切になります。
改めて、今回のポイントをまとめます。
- 規格は「V30以上」が必須: 撮影エラーを防ぐために、この基準だけは必ず守るようにしましょう。
- 容量は「512GB」が使いやすい: 128GBだとデータ整理が大変ですが、512GBあれば1日中余裕を持って撮影に集中できます。
- 迷うなら「純正」が安心: 私は現在、カメラ本体との相性を考えて、メーカー動作保証のある純正カードをメインにしています。
予備としてSanDiskなどの市販カードを使う場合も、信頼できるショップで規格品を選ぶことが、大切なデータを守る一番の近道です。
せっかく手に入れたX5ですから、カード選びでの不安をなくして、ぜひ最高の撮影体験を楽しんでください。





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