2023年6月28日にInsta360から新しいコンパクトなカメラInsta360 GO 3が発売されました。
本記事では、Insta360 GO 3についてカメラの特徴やスペックの紹介や撮影した写真や動画のレビューを紹介します。
このInsta360 GO 3は小型カメラでSNSに投稿するコンテンツを作成するクリエイターの方には最適なカメラです。
Insta360 GO 3
Insta360 GO 3は2023年6月28日に発売が開始された小型・軽量の世界最小のアクションカメラになります。
Insta360 GO 3は小型のカメラとアクセサリーの「アクションポッド」と組み合わせて使用ができます。
アクションポッドは本体にフリップ式スクリーンが搭載されて小型カメラのプレビューを確認することができたり、小型カメラの充電や組み合わせて撮影時間を伸ばすことも可能です。
また、小型カメラとアクションポッドを分けて使うこともできワイヤレスで小型カメラのモニターをすることもできます。
Insta360 GO 3はストレージ内蔵で32GB、64GB、128GBのモデルがあり、アクセサリー類がまとまったバンドルで販売されてます。
Insta360 GO 3は、ミッドナイトブラックのカラーも新しく販売されてます。
Insta360 GO 3の内容物
Insta360 GO 3の通常版の内容物は以下の通りになります。
- GO 3
- アクションポッド
- レンズ保護フィルター(本体に装着済み)
- 磁気ペンダント
- ピボットスタンド
- 簡易クリップ
Insta360 GO 3の本体・アクセサリー詳細
Insta360 GO 3の本体特徴は以下の通りになります。
- サイズ:
GO 3:25.6 × 54.4 × 23.3 mm
アクションポッド:画面格納時(63.5 × 47.6 × 29.5 mm)、画面展開時(63.5 × 86.6 × 29.9 mm) - 重さ:
GO 3:35.5g
アクションポッド:96.3g - バッテリー容量:
GO 3:310mAh
アクションポッド:1270mAh - 充電方法
GO 3:アクションポッド
アクションポッド:Type-C - 充電時間:
GO 3:80%まで23分/100%まで35分
アクションポッド:80%まで47分/100%まで65分
GO 3
GO 3本体のレンズには保護フィルターがついてます(回して外すことができます)
背面はアクションポッドとの充電の接点があり、マグネットで取り付けが可能。ピボットスタンドの爪が取り付く部分があります。
本体の表側にはクリックが可能で撮影の開始停止ができます。
GO 3は防水カメラでIPX8で5mまで潜ることができます。
GO 3にピポットスタンドを取り付けることができます。アクションポッドなしでアクセサリー類に対応。
アクションポッド
アクションポッドは録画開始ボタンや電源ボタン、Qボタンがあります。
背面のディスプレイはフリップ式のスクリーンになります。
アクションポッドの底にはアクセサリを取り付ける爪に対応してます。
アクションポッドはIPX4の防水性能で雨や水じぶきを防ぐことができます。
ピボットスタンド
ビボットスタンドでGO 3を取り付けて撮影の幅を広げることができます。
角度を自由に変えて撮影が可能、また粘着をだして壁や天井に貼り付けて撮影することができます。
磁気ペンダント
磁気ペンダントはGO 3をマグネットで取り付けすることができます。
磁気ペンダントのストラップ部分は収納されており絡まるような心配がありません。
磁気ペンダントを服の中に入れてGO 3を服の外から取り付けてハンズフリーでの撮影ができます。
簡易クリップ
GO 3を防止の先に取り付けるアクセサリーになります。
クリップしてからGO 3を前方や下の方に向けて撮影することができます。
Insta360 GO 3のスペック
Insta360 GO 3でできる撮影やスペックは以下の通りになります。
重量・サイズ | サイズ GO 3:25.6 × 54.4 × 23.3 mm アクションポッド:画面格納時(63.5 × 47.6 × 29.5 mm)、画面展開時(63.5 × 86.6 × 29.9 mm) 重さ GO 3:35.5g アクションポッド:96.3g |
絞り 焦点距離(35mm判換算) | F2.2 11.24mm |
写真解像度 | 2560×1440(16:9) 2560×2560(1:1) 1440×2560(9:16) 2936×1088(2.7:1) |
動画解像度 | 動画 2.7:2720×1530 24/25/30fps 1440p:2560×1440 24/25/30/50fps 1080p:1920×1080 24/25/30/50fps FreeFrame動画 1440p:2560×1440 24/25/30/50fps 1080p:1920×1080 24/25/30/50fps タイムラプス 1440p:2560×1440 30fps タイムシフト 1440p:2560×1440 15/30fps スローモーション 1080p:1920×1080 120fps プリ録画 2.7:2720×1536 24/25/30fps 1440p:2560×1440 24/25/30/50fps 1080p:1920×1080 24/25/30/50fps ループ録画 2.7:2720×1536 24/25/30fps 1440p:2560×1440 24/25/30/50fps 1080p:1920×1080 24/25/30/50fps |
ISO感度 | 100-3200 |
シャッター速度 | 写真:1/8000 – 120秒 動画:1/8000 – フレームレートの逆数 |
ホワイトバランス | オート、2000 – 10000K |
写真フォーマット | INSP(アプリまたはStudioで書き出し可能) DNG(アプリまたはStudioで書き出し可能) |
動画フォーマット | MP4 |
写真モード | 写真、HDR写真、インターバル、スターラプス |
動画モード | 動画、FreeFrame動画、タイムラプス、タイムシフト、 スローモーション、プリ録画、ループ録画 |
カラープロファイル | 標準、鮮やか、フラット |
動画コーデック | H.264 |
最大動画ビットレート | 80Mbps |
ジャイロスコープ | 6軸ジャイロスコープ |
露出値 | ±4EV |
音声モード | 風切り音低減、ステレオ、指向性強調 |
音声ファイル形式 | 48kHz、24bit、ACC |
Bluetooth | BLE 5.0 |
Wi-Fi | 5GHz 802.11a/n/ac |
USB | Type-C |
ストレージ | 32GB、64GB、128GB |
バッテリー容量 | GO 3:310mAh アクションポッド:1270mAh |
充電方法 | GO 3:アクションポッド アクションポッド:Type-C |
充電時間 | GO 3:80%まで23分/100%まで35分 アクションポッド:80%まで47分/100%まで65分 |
連続録画時間 | GO 3:45分 GO 3+アクションポッド:170分 ※室温25度のラボ環境にて、スクリーンおよびWi-Fiをむこうにし、「動画モード」の1080p30fpsで検証。 |
動作温度 | GO 3:-20°C〜40°C アクションポッド:-20°C〜40°C |
Insta360 GO 3の操作性
Insta360 GO 3では背面のスクリーンをタッチして操作が可能で以下の操作が可能です。
- 下から上にすワイプ:動画・写真の設定項目(アスペクト比、解像度等)の設定
- 上から下にスワイプ:設定画面
- 左から右にスワイプ:撮影した映像のプレビュー
- 右から左にスワイプ:シャッター速度、カラーなどの詳細設定
操作感は直感的でアイコンの表示があるのでわかりやすいことがあります。
Insta360 GO 3で撮影
Insta360 GO 3で撮影を試してみました。
写真
写真に関してはアプリから色の補正や書き出しをすることができます。
アプリから調整が可能です。
動画
Insta360 GO 3でサイクリングの撮影を簡単にしてみました。
自転車にマウントしても磁気ペンダントで胸にマウントしても手ぶれのない安定した映像の撮影ができてます。
Insta360 GO 3のいい点・気になった点
Insta360 GO 3で撮影した動画や写真に関しては以下のように感じます。
GO 3のいい点
Insta360 GO 3は磁気ペンダントを使用して胸に取り付けてハンズフリーでの撮影が可能です。
また、カメラを胸に取り付けてからアクションポッドでモニターをすることができるので正しく正面を撮影できるかや取り付けの位置の確認もできます。
小型軽量のカメラでアイデア次第では面白みのある映像や普段見たこともないようなアングルからのイメージを撮影することができます。
気になった点
面白みのある写真や映像を撮影ができるカメラではありますが、気になった点もありました。
それは撮影を開始した時に読み込みの間がある点です。
動画撮影でシャッターボタンを押すと「読み込み中」の表示がディスプレイに表示されて間が空きます。
撮影をすぐに開始したいと思った時にこの「読み込み中」は気になりました。
また、Insta360 GO 3の写真ですが、PCに接続して取り込みをしようとしたところオリジナルの拡張子が使用されており、アプリで書き出しをする必要があります。
GO 3で撮影した写真をスマートフォンと連携させて確認したりする場合には、SNS等に投稿できるような拡張子に変更をする書き出しの作業がしやすいです。
写真の取り込みに関して気になったところです。
Insta360 GO 3のレビュー まとめ
Insta360 GO 3を使用してみて感じたのはSNSに投稿する写真や動画を撮影するにはちょうどいいカメラという印象です。
小型軽量でマグネットのつく場所には取り付けての撮影ができます。
最大解像度は2.7Kで4Kよりも小さい解像度ですがSNSへ投稿する際の解像度では十分な大きさです。
また、スマートフォンとの連携・転送もよくてSNSでコンテンツを投稿する方には便利なカメラです。
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