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Osmo Action 6 本音レビュー|大型センサーと可変絞りに感じた「期待と現実」

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アクションカメラの新機種が出るたびに「画質が良くなった」「センサーが大きくなった」という言葉が並びますが、今回のOsmo Action 6で一番気になるのは、やはり「可変絞り」と「大型センサー」ではないでしょうか。

私も実際に手に入れて使い込んでみましたが、カタログスペックだけでは見えてこない、このカメラならではの「実際の使い心地」がいくつかありました。

この記事では、実際に使ってみて分かった「本当の使い勝手」について、一人のユーザーとしての視点でフラットに記載していきます。

この記事からわかるポイント
  • 可変絞りの実体は「3つの選択肢」
  • 日中よりも夜に強い仕様
  • 正方形センサーのメリット
  • 50GBの内蔵ストレージの撮影時間
  • Action 6か、あえて安くなった旧モデルを選ぶべきかの判断基準
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可変絞り(F2.0–F4.0)を使って分かった「実際の仕様」

DJI Osmo Action 6の可変絞りの設定

DJI Osmo Action 6は「可変絞り」とありますが、実際は一眼レフのようにF値を自由に細かく操れるわけではありませんでした。

私が設定画面を確認してみたところ、選択肢は基本的に以下の3つとなっています。

  • 自動: 環境に合わせてカメラにお任せ
  • 固定(F2.8): 日中の撮影で基本となる明るさ
  • スターバースト(F4.0): 夜景などで光の筋(光芒)を出す設定

日中の普通の動画撮影ではF2.8になることが多く、前モデルと比べて劇的に何かが変わったという実感は正直それほどありません。

ただ、夜間などの暗い場所で「スーパーナイトモード」を使うと、F2.0という明るい設定が選べるようになります。以前よりも明るく撮れる印象なので、夜の撮影が多い方にとっては、この「F2.0」が使えるようになった恩恵はしっかり感じられるはずです。
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ちなみに、スターバースト(F4.0)にすると街灯などの光が綺麗な筋(光芒)になります。ここは映像の雰囲気として、好みが分かれるポイントかなと感じました。

光芒のイメージは以下の通りです。

太陽で光芒がどのように出るか確認してみたところ、F4では光の筋が綺麗に出てるような印象です。

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1/1.1インチ正方形センサーは「画質」よりも「自由度」のため

今回のDJI Osmo Action 6で注目されている「1/1.1インチの正方形の大型センサー」ですが、実際に使ってみると、画質そのものよりも「撮影や編集の幅が広がったこと」に大きなメリットがあると感じました。

センサーが正方形(スクエア)になったことで、アスペクト比をカスタム設定すると、1:1の正方形で記録できるようになっています。この方法で撮っておけば、後から編集で「縦動画」にするか「横動画」にするかを自由に切り出せるのが大きな特徴です。

DJI Osmo Action 6のアスペクト比の設定

ただ、ここで気をつけておきたいのが「編集の手間」です。 後から縦横を選べるのは便利ですが、そのままSNSに投稿したい場合などは、切り出しの作業が一つ増えることになります。

また、前モデル(Action 5 Pro)などは、カメラを縦向きに固定する付属のケージなどを使って、最初から「この動画は縦で撮る」と決めて撮影するスタイルでした。撮影後に編集の手間をかけず、すぐに動画を使いたいという方の場合は、こうした従来通りの使い方のほうがスムーズに感じるかもしれません。

画質に関しては、センサーが大型化したからといって「劇的に良くなった」という感覚は、前モデルと比べると正直それほど強くはありません。

ですので、「画質の向上」を期待するよりは、この「後からでも縦横を調整できる自由度」が自分の撮影スタイルに必要かどうか、という視点で考えるのが良さそうです。

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Ace Pro 2と比較して「私はこっちが好き」と言い切れる理由

Insta360 Ace Pro 2とDJI Osmo Action 6

DJI Osmo Action 6を選ぶとき、どうしても気になるのがライバル機である「Insta360 Ace Pro 2」との違いではないでしょうか。私も両方の機種を実際に使い比べてみましたが、結論から言うと、最終的には「撮影体験の好み」で選ぶのが一番しっくりくると感じています。

私個人の感想としては、Ace Pro 2の方が好みだと感じることが多かったです。

自分に合った一台を選ぶなら
DJI Osmo Action 6(編集の自由度重視)
Insta360 Ace Pro 2(撮影体験と色味重視)

特に大きな理由は、Ace Pro 2の「フリップアップ式スクリーン」の使い勝手です。自撮りをする際や、低い位置から撮影する時の安心感は、やはりこの機構ならではの良さがあります。

また、映像の色味に関しても、Ace Pro 2はバランスが取れていて、そのまま出しやすい安定感があると感じました。

一方で、今回のOsmo Action 6は「色温度センサー」が場面によって強く働く印象があり、シーンによっては空の色などの見え方が急に変わることもありました。もちろん、D-Log M(10bit)に対応しているので、後から自分で色を細かく調整したい方にとっては、Action 6の方が扱いやすい面もあるはずです。

このあたりの「シャープネスの出方」や「夜間撮影での細かな描写の違い」については、別の記事で詳しく検証しています。より深い画質比較が気になる方は、ぜひこちらもあわせてチェックしてみてください。

▶︎ Ace Pro 2とOsmo Action 6を徹底比較|実際に撮り比べて分かった画質と使い心地の差

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50GBの内蔵ストレージという「安心感」

DJI Osmo Action 6を使っていて、個人的に非常に便利だと感じたのが、50GBの内蔵ストレージです。Action 5 Proでは47GBでした。

DJI Osmo Action 6の内臓ストレージ

設定によって多少前後しますが、4K/60fpsで撮影する場合、ディスプレイの左上に表示される目安では約1時間13分ほど撮影が可能です。
もし、後からの編集に便利な「アスペクト比:カスタム(1:1)」に設定しても、約50分ほどの記録ができます。

これだけの容量があれば、私のように「5分から10分程度の撮影を1日に数回繰り返す」というスタイルなら、外部のSDカードを使わなくてもこれ一台で十分に事足ります。

特に助かるのが、microSDカードを差し忘れてしまったり、撮影中に容量がいっぱいになってしまったりした時です。そんな「万が一」の事態でも、手元の画面で残り時間を確認しながら、内蔵ストレージで1時間近く撮り続けられるというのは、大きな安心感に繋がっています。

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まとめ:Osmo Action 6は「自由度」と「安心」を求める人の一台

Osmo Action 6を使ってみて感じたのは、スペック上の劇的な進化というよりは、「撮影の自由度や安心感の向上」に価値があるアクションカメラだということです。

  • 夜間撮影が多く、F2.0の明るさが欲しい
  • 後から「縦・横」を自由に編集したい
  • SDカード忘れなどのミスを内蔵ストレージで防ぎたい

こうした実用的なメリットに魅力を感じるなら、Action 6は非常に頼もしい一台になります。

一方で、もし「日中の撮影がメイン」であれば、前モデルの「Osmo Action 5 Pro」や「Action 4」を選んで、購入コストを抑えるのも一つの賢い選択です。

正直なところ、日中の明るい場所であれば、Action 6と前モデルで映像に大きな差を感じる場面はそれほど多くありません。少しでも安くアクションカメラを始めて、その分をアクセサリーや旅行代に回したいという方にとっては、型落ちモデルを狙う方が結果的に満足度が高くなるはずです。

スペックの数字に踊らされず、自分の撮影スタイルや予算に合わせて、後悔のない一台を選んでみてください。

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