2023年9月6日にGoPro HERO12 Blackが発表され予約注文が開始されました。
本記事では、GoPro HERO12 Blackの特徴やスペックについて過去のGoProのスペックと比較を掲載します。
GoPro HERO12 Blackの特徴

GoPro HERO12 Blackの主な特徴としては以下の通りになります。
GoPro | HERO12 | HERO11 | HERO10 | HERO 9 | HERO 8 |
写真 | 27.13MP | 27.13MP+SuperPhoto(HDR搭載) | 23MP+ SuperPhoto with HDR | 20MP + SuperPhoto(HDR搭載) | 12MP + SuperPhoto(HDR搭載) |
ビデオ | 5.3K60(16:9) 5.3K30(8:7) 4K60(8:7、16:9) | 5.3K60(16:9) 5.3K30(4:3、8:7) 4K60(4:3、8:7) 4K120(16:9) | 5.3K60 | 5K30 | 4K60 |
HDRビデオ | 5.3K60(16:9):30/25/24fps 4K(8:7):30/25/24fps 4K(16:9):60/50/30/25/24fps | – | |||
100Mbps ビットレート | 120Mbps 5.3K / 4K | 120Mbps 5.3K / 4K | 5.3K / 4K / 2.7K | 5K / 4K / 2.7K | 4K / 2.7K |
ビデオ安定化 | HyperSmooth 6.0 | HyperSmooth 5.0 | HyperSmooth 4.0 | HyperSmooth 3.0 | HyperSmooth 2.0 |
水平維持機構 | カメラ内蔵 | カメラ内蔵 | カメラ内蔵 | カメラ内蔵 | GoProアプリを使用 |
レンズ | デジタルレンズ/FOV HyperView、SuperView、広角、リニア、リニア+水平維持/水平ロック | HyperView、SuperView、広角、リニア、リニア+水平維持/水平ロック | SuperView、広角、リニア、リニア+水平維持、狭角 | SuperView、広角、リニア、リニア+水平維持、狭角 | SuperView、広角、リニア、狭角 |
前面スクリーン | 1.4インチカラーLCD(プレビュー+ステータス) | 1.4インチカラーLCD(プレビュー+ステータス) | 1.4インチカラーLCD(プレビュー+ステータス) | 1.4インチカラーLCD(プレビュー+ステータス) | ステータスのみ |
背面タッチスクリーン | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
バッテリー | 取り外し可能 | 取り外し可能 | 取り外し可能 | 取り外し可能 | 取り外し可能 |
防水性 | 10m | 10m | 10m | 10m | 10m |
モジュラー対応 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
TimeWarp ビデオ | TimeWarp 3.0 (最大5.3K) | TimeWarp 3.0 (最大5.3K) | TimeWarp 3.0 | TimeWarp 3.0 | TimeWarp 2.0 |
タイムラプスビデオ | ○ (最大5.3K) | ○ (最大5.3K) | ○ | ○ | ○ |
ナイトラプスビデオ | ○ (最大5.3K) | ○ (最大5.3K) | ○ | ○ | ○ |
スローモーション | 8×(2.7K, 1080p) 4×(4K) 2×(5.3K) | 8×(2.7K, 1080p) 4×(4K) 2×(5.3K) | 8×(2.7K, 1080p) | 8×(1080p) | 8× |
ハインドサイト | ○ | ○ | ○ | ○ | – |
LiveBurst | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
スケジュールキャプチャー | ○ | ○ | ○ | ○ | – |
デュレーションキャプチャー | ○ | ○ | ○ | ○ | – |
設定プリセット | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
ショートカット | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
音声コントロール | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
音声起動 | – | – | – | ○ | ○ |
ライブストリーミング | 1080p | 1080p | 1080p | 1080p | 1080p |
ウェブカメラモード | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
タイムコード同期 | ○ | – | |||
撮影間隔 | 0.5秒、1秒、2秒、3秒、5秒、10秒、30秒、 60秒、120秒 | – | |||
GPS | – | ○ | ○ | ○ | ○ |
https://gopro.com/ja/jp/compare
GoPro HERO12 Blackからの新しい特徴・機能
GoPro HERO12 Blackの主な特徴としては以下の通りです。
- HyperSmooth 6.0
- 大幅に向上したバッテリー性能
- HDRビデオ
- 動画の向きの切り替えの設定
- タイムコード同期
- Bluetoothオーディオサポート
HyperSmooth 6.0
手ぶれ補正が、HyperSmooth5.0から6.0へと変わってます。
より安定した映像を撮影することが可能のようです。
大幅に向上したバッテリー性能
GoPro HERO12 Blackでは、電源管理の改善がされて以下のような連続撮影時間となるようです。
5.3K60 | 約70分 |
5.3K30 | 約1.5時間以上 |
1080p30 | 約2.5時間以上 |
上記の撮影時間に関しては『気温25°C、風速0.6m/秒』で測定した撮影時間となります。
同じ条件ではHERO11の2倍の撮影時間となるようです。
HDRビデオ
新しく追加されたHDRビデオの機能で、ハイライトの細部をより綺麗に撮影することができます。
5.3Kと4K60で利用が可能のようです。
動画の向きの切り替えの設定
HERO12では動画の向き、縦向き・横向きを簡単に切り替えるボタンの設定が追加されるようです。
HERO11では解像度やフレームレートの設定にアスペクト比の設定がありましたが、アスペクト比をボタンで簡単に切り替えれるようになるよです。
タイムコード同期
HERO12では複数のGoProで撮影した場合に、ワイヤレスで動画の同期をすることができます。
複数のGoProで撮影してそれぞれの動画を簡単に合わせることが可能です。
Bluetoothオーディオサポート
Bluetoothイヤホンなどのワイヤレスマイクを使えるようになったようです。
本体サイズはほぼ以前と一緒
GoPro HERO12 Blackの本体サイズは、HERO9から変わらずHERO10・11と一緒のようでメディアモジュラーやバッテリーがそのまま使えるようです。
HERO12 Blackの本体サイズは、50.8mm × 71.8mm × 33.6mmになります。
HERO12 | HERO11 | HERO10 | HERO9 | |
サイズ | 50.8mm × 71.8mm × 33.6mm | 50.8mm × 71.8mm × 33.6mm | 50.8mm × 71.8mm × 33.6mm | 50.8mm × 71.8mm × 33.6mm |
また、バッテリーを入れる投入口やボタン配置も変わらず以前と一緒ですが、本体には小さな青い粒があるデザインになってます。
HERO10や11と同じ青でロゴや数字の12の記載があります。
以前のモデルと違う本体の部分
以前のモデルと12は折りたたみ式フィンガーの部分に多少の変更がされてます。
GoPro HERO12 Blackでは折りたたみ式フィンガーの部分に三脚ネジ穴が追加されてます。
GoPro HERO12 Blackの販売価格

GoPro HERO12の価格ですが、62,800円(税込)になります。
GoPro HERO12 Black単体とGoPro HERO12 Black+アクセサリーキット、GoPro HERO12 Black + Maxレンズモジュラー2.0があります。
以前からサブスクリプションに加入されて更新された方は100ドルオフ(16,000円オフ)購入できるようになっています。
GoPro HERO12 Black単体:62,800円(サブスクリプション:46,800円)
GoPro HERO12 Black+アクセサリーキット:70,800円(サブスクリプション:54,800円)
(アクセサリー内容:Enduroバッテリー x2、The Handler、ヘッドストラップ2.0、携帯用ケース)
GoPro HERO12 Black + Maxレンズモジュラー2.0:75,600円(サブスクリプション:59,600円)
2023年9月6日現在、公式サイトの価格
以前は、サブスクリプション登録でGoProが割引の価格で購入できる販売形式でしたが今年からは変わってます。
サブスクリプションを継続・更新される方は少し安く購入ができます。
また、以前は単体購入でもハードケースやSDカードもセットでついてきましたが今年からは別途購入が必要です。
V30またはUHS-3以上のmicroSDカードがいいようです。


過去のGoPro HERO9 Blackの販売時の値段と比べても今回のHERO12は以前よりも値上がりしています。
比べると以下の通りになります。
HERO12 | HERO11 | HERO10 | HERO9 | |
GoPro単体 | 46,800円 サブスクリプション更新 | 62,000円(税込) サブスクリプション付き | 54,000円(税込) サブスクリプション付き | 43,000円(税込) サブスクリプション付き |
GoPro単体 | 62,800円 | 78,000円(税込) サブスクリプション無し | 64,000円(税込) サブスクリプション無し | 54,000円(税込) サブスクリプション無し |
アクセサリーセット | 54,800円 サブスクリプション更新 | 69,000円(税込) サブスクリプション付き | 60,000円(税込) サブスクリプション付き | 49,000円(税込) サブスクリプション付き |
アクセサリーセット | 70,800円 | 90,960円(税込) サブスクリプション無し | 70,000円(税込) サブスクリプション無し | 60,000円(税込) サブスクリプション無し |
Maxレンズモジュラー2.0
GoPro HERO12 Blackとともに新しいMaxレンズモジュラー2.0が発表されてます。
Maxレンズモジュラー2.0はHERO12に対応したレンズで、4K60で過去最大となる超広角の視野角177度になるようです。
GoPro HERO12の気になるところ

新しいGoPro HERO12 Blackは以前のモデルよりも手ぶれ補正の強化や撮影可能な時間が伸びると表示されてます。
気になる部分としては以下の通り。
- GoPro HERO11との違い、HyperSmooth6.0の性能
- 熱耐性
HyperSmooth 6.0
GoProはHyperSmoothが登場して以来、手ぶれ補正の強化がされておりHyperSmooth 5.0も非常に安定した映像を撮影することができてます。
HyperSmooth 6.0ではどのような特徴があるのか、またHERO11から買い替えするほどの機能か気になります。
熱耐性・長時間撮影がどれぐらいできるのか
GoPro HERO12では長時間の撮影が可能とあり、どれぐらいで熱で停止するか気になるところがあります。
公式サイトで撮影時間の情報が出てますが、環境の温度によってどれぐらい変わるかが気になるところです。
過去のモデルからGoProは撮影環境や設定によっては短い撮影時間で熱停止してしまうことがありましたが、今回のモデルでどれぐらい改善されているのかが気になります。


GoPro HERO12が発表・予約発売開始 まとめ
GoPro HERO12 Blackは発表され予約が開始されました。
以前よりもスペックアップされてて、どのような映像や写真を撮影できるのか非常に楽しみなところです。
家電量販店でも販売が開始されてるので、是非確認してみてください。
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