DJI Pocket 2のファームウェアアップデート(V01.02.00.50)がきました。
今回のアップデートでHDR動画の撮影が可能なり、ジンバルをロックする機能などが追加されています。
そのほかにも使いやすさが上がるようなアップデートがされています。
本記事は、DJI Pocket 2のファームウェアアップデートの機能について紹介していきます。

今回のDJI Pocket 2ファームウェアアップデートで追加された機能

今回のファームウェアアップデートで追加された機能は以下の通りになります。
- HDR 動画の追加、ダイナミックレンジ向上
- ストーリーモード追加
- ワイヤレスマイク イン/イヤフォン アウト機能を追加
- トリムダウンロードを追加(DJI Mimo v1.5.8 以降が必要)
- ミニ操作スティックで使用中にジンバルをロックする機能追加
- 電源オンの時にカメラの向きを選択する機能を追加
- 電源オフ後にジンバルが一定の位置での固定時間が延長
- ワイヤレスマイクのソフトウェアと干渉防止機能を最適化
- 小さなバグ修正
この中でも特に気になったものについて見ていきます。
HDR動画
以前からアナウンスがあったようにHDR動画が撮影できるようになっています。
HDR動画は写真や動画、タイムラプスを選択する画面にHDR動画という項目が新しく追加されており、そちらをタップするとHDRで撮影ができます。ちなみに色域はRec.709のようです。
HDR動画で撮影してみた映像は以下の記事で確認できます。
HDR動画で設定できる解像度は1080Pと2.7Kの2つでFPSは24、25、30から選択できます。


HDR動画で撮影すると画角がクロップされます。
この辺りはCreatorコンボにある広角レンズを使う方がいいかと思います。
ストーリーの追加
写真や動画、タイムラプスを選択する画面の一番上にはストーリーの項目が追加されています。
これを選択して設定を開くと、上下左右、ズームイン、ズームアウト、時計回り、反時計回り、ランダムがあり、どれかを選択するとジンバルが設定した動きで撮影をします。
例えば、時計回りを選択して録画ボタン押すとジンバルの頭が時計回りで動いて4秒の映像を撮影します。上を選択するとジンバルが自動的に上へ動きながら撮影してくれます。
ワイヤレスマイク
ワイヤレスマイク イン/イヤフォン アウト機能を追加では、録音中にイヤフォンを使ってワイヤレスオーディオの確認ができるようになっています。
ジンバルロック
ミニ操作スティックで使用中にジンバルをロックする機能追加ですが、これは実際に使ってみましたが便利です。
DJI Pocket2にミニ操作スティックをつけた状態で、スティック横の右のボタンを長押しすることでジンバルを固定することができます。
固定するとスクリーン上のバッテリマークの横に鍵のマークが表示されます。カメラの向きを変えたくない時には便利です。

起動方法でカメラの向き洗濯
電源オンの時にカメラの向きを選択する機能を追加がされています。
- 本体側面の電源ボタンで起動するとカメラが内向き(自分側)に向きます
- 本体の録画ボタン横のボタンを押して起動するとカメラが外向きになります
起動するボタンでカメラを内向きで起動するか外向きで起動するかを選択できます。
自撮りをしたい場合は側面のボタン、風景を撮影したい場合は本体のボタンを押して起動します。
本体ボタンを3回押すとカメラの向きを変えることができます。
電源オフのジンバル固定時間が延長
最後に電源オフ後にジンバルが一定の位置での固定時間が延長しています。
電源を切ってケースに収納するときに以前はジンバル部分の固定時間が短くてジンバル部分が動いてケースに収納しにくいことがありましたが、今回のアップデートでは固定時間が伸びています。
なので収納時にジンバル部分がフラフラ揺れてケースにしまいにくいということが改善されています。

以上が、今回のファームウェアアップデートの主だった特徴になるかと思います。
DJI Pocket2のファームウェアアップデートのやり方

DJI Pocket2のファームウェアアップデートのやり方は簡単でDJI Mimoのアプリに接続するだけでファームウェアのインストールを始めることができます。
数分でこのアップデートは完了します。
ファームウェアアップデート まとめ
今回のファームウェアアップデートでHDR動画など機能が追加されてより使いやすくなっています。
スマートフォンと接続するだけで簡単にアップデートできるのも快適です。
今後のアップデートにも期待したいところです。
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